「ピンクとグレー」感想

2016年1月9日、裕翔くんの初主演映画『ピンクとグレー』が公開されました。
映画を見ての個人的な感想を記しておきます。映画のネタバレを含みますので、未見の方はご注意ください。また、原作小説の内容にも触れていますので、そちら未読の方もご注意ください。






初主演の記念すべき映画ですし、内容も素晴らしかったので、きれいな日本語で感想を綴りたいんですけど、本当は。ちょっと頭よさげな文章で褒め称えたいんですけど。
無理なんでやめます。思ったことそのまま書きます。


初めて見た時
夢かな!?
と思いました。
裕翔くんを好きになった時から、裕翔くんの美しい顔が映画館の大きなスクリーンに映ったらどんなに素敵なことだろう、裕翔くんの素晴しさを多くの人が知る日が来たらどんなに素敵なことだろうってずっと思ってきました。その夢が最高の形で現実になっていました。
「夢かな?」と思ったのは、見終わった時じゃないです。始まって5分位でもう思いました。始まって5分位で、予告でも流れてましたけど、裕翔くんと菅田くんと夏帆ちゃんが学生服で川辺を自転車で並んで走るシーンがあるんです。裕翔くんと菅田くんと夏帆ちゃんが学生服で川辺を自転車で並んで走ってるんですよ?裕翔くんなんて学生服にグレーのマフラーぐるぐる巻きで、背中にはギターですよ。
ブラボー!!!!!!って叫びたかった。
爽やかすぎる!!きれいすぎる!!かわいすぎる!!!キラメキが詰まりすぎている!!予告で見たから知ってたけど、映画館の大きなスクリーンで見ると破壊力が違う!!ほんと至福!!!もうこのシーンだけで1800円ペイするわ!!!
まじでこのシーンだけで帰ってもいいくらいだったんですけど、もちろんそこからも話は続きます。学校でモテてチョコもらったり、ギター弾き語りしたり(JUMPコンでもめったに聞けない裕翔くんのソロ曲がたっぷりと聞けるの幸せ!!!!)、友達とえっちなビデオ見たり、微妙な三角関係があったり、トラックに乗って去っていく女友達を追いかけたり、次どの店行くかってキャッキャしたり、スカウトされて読モやったり、友達とルームシェアしたり、爽やかでキレキラしたシーンが次から次へと映し出されていきます。
なにこれ夢なの!?
かわいくて美しいシーンの連続。まじで夢みたいだなって思いながら見ていました。
ごっちが白木蓮吾になってからは、まーーーーーひたすらかっこいい。フワッとしたウェーブヘア、クールな衣装でキリッとした表情の蓮吾パートは圧倒的な美の暴力で訴えかけてきます。雑誌のグラビアとかまーーーーーーかっこいい。その雑誌ほしいんですけど!!!と叫びたかった。イケメン俳優としてテレビ出るシーンもビルボード飾るのもまーーーーーーーかっこいい。同窓会に来る時のメガネ姿とか、もうああああああああああああああと叫びたいくらいかっこよかった。
もうほんと、「すみません!!一回止めてください!!で、ちょっと巻き戻してください!!今のシーンコマ送りで見たいです!!!裕翔くんの表情が最高すぎたので、ゆっくりじっくり見たいです!!!!」って言いたくなるシーンが次から次へと畳み掛けるようにやってきます。
夢では!!!??
歩道橋でりばちゃんと語り合うシーンが前半のクライマックス。夜の街を背景に物憂げに語る横顔のまーーーーーかっこいいこと。うっとりを越えたうっとり感に包まれます。


で、ここまでが前半です。謎の死を遂げる白木。ここまでが原作と同じ流れ。ここから62分後のグレーの世界。カットがかかり前半は丸ごと劇中劇であることがわかります。ごっちだったのは、ごっちを演じているりばちゃんであることが明かされ、ここからはりばちゃんの話が始まります。
ここからがまた良かった!!!本当に。いや、ここからの展開があるからこそ前半が生きてきます。
前半は、きれいで爽やかな映像の連続で、アイドルファンとしてはめちゃめちゃ満たされるんですけど、物語としてはわりと薄いです。ダイジェスト的にやたらサクサク進んでいくので感情移入できるところも少ないです。でも、そのことすべてが前振りだったのです。
「62分後にどんでん返し」というのは知ってて、原作も読んでたので、前半が劇中劇だというのは予想がついてたんですけど、まさか後半ががっつり後日談になってるとは思わなかったです。そしてこんな展開になろうとは!!
そうきたかーーーーー!!!!ですよ。


この原作の改変はすごい。シゲアキさんと原作ファンの方には先に土下座して謝っておきますけど、わたしこの原作読んだ時、正直「陳腐な話だな」って思ったんですよ。すみません!ほんとすみません!でも思ったんですよ。小説としてはよくできてるし、経験ない人が書いたとは思えない完成度だけど、なんか陳腐だなと思ったんです。映画化の話を聞いた時も、正直「おもしくなるのかなあ」とじゃっかん不安に思いました。すみません。ほんとすみません。あと、ふたりの距離が離れていくとことか、ごっちの心理とか、肝心なところが描写足りなくね?っていう歯がゆさがありました。
だから、と言ったら語弊がありますけど、だからわたしはこの改変すごく好きです。
原作通りを時系列を整理してもっと陳腐にしてからの、映画を「つまんない青春もの」「きれいすぎる」と斬り込むことから始まる後半。
すっげーーーーー!!辛辣すぎる!!!なんなら原作disってんじゃん!!!行定勲こえーーーーー!!!と震えました。でも爽快でした。わたしもちょっとそう思ってたから。そして、そうやってざくっと斬り込む本気さがうれしかった。ここで、この映画おもしれーーーーーとぐいっと引き込まれました。そして、りばちゃんのことをじっくり描く後半が加わることによって、がぜん物語に厚みが増しました。りばちゃんという存在がぐっと立体的になります。描写足りないと思っていたところも、埋まっていきました。原作を読んで、ごっちの心理描写が足りないと思ってたんですけど、映画では「わからない」という明確な回答が出てきます。
単純に、この前半と後半でがらりと変わる仕掛けは鮮烈です。誰が見ても、そうきたかーーと思えます。しかも、それがおもしろがらせるための仕掛けなだけじゃなく、物語の重要なキーになっています。刺激的な場面が続きますが、刺激的なことだけが重要ではなく、物語としての軸があります。りばちゃんの惑いと苛立ちが痛いほど伝わってきます。ぐいぐい引き込まれて最後までだれる瞬間もなく一気に見られます。


初主演映画がこんなおもしろいなんて!!!
まじ夢では????


前半も、夢みたいなシーン連発でしたが、後半も「すみません!一回止めてください!!で、ちょっと巻き戻してください!(以下略)」って言いたいシーンの連続!!!!前半とがらりと変わって、繊細で頼りなげなりばちゃんの表情。りばちゃんは、流されやすくて、すぐ感情的になります。その表情のひとつひとつが!!絶品!!!ベッドシーンも暴力ふるうシーンも今まで見たことない表情で、ずっとぞくぞくしてました。
夏帆ちゃんと別れた後の、捨てられた子犬みたいな表情は最高でした。というか、りばちゃんはずっと捨てられた子犬。ごっちに捨てられたと思ってる子犬。最後の本物のごっちとのシーンも子犬でした。瞬きひとつから、そのせつなさが伝わってきます。
ごっちはアイドルっぽいけれど、りばちゃんは人間ぽい!!本当の裕翔くんは天使なんです。菅田くんも、前に共演した山崎賢人くんも言ってたので間違いないんですけど、天使なんです。なのに人間も演じられるんですよ!!!すごい!!!りばちゃんは本当に人間ぽかった。天使が人間の弱さを演じてるという事実がまた夢みたいです。
後半はぜんぶの表情が、ほんっとによかったです。ひりひりと痛いほどせつない。せつないほどに美しい。
しかしまあ、ベッドシーンがあるのは予想してたけど、まさかあんなおっぱいまみれになるとか思わないですし!!でもすごく絵がきれいで、文句ないです。しかも、女遊びに慣れてなかったり、タバコを吸い慣れてなかったり、意外とアイドル像は壊さない!R指定ギリギリを狙ったせいかもしれないですけどアイドルファンとしても見れる!貴重な映像たくさん見せてくださって、ありがとうございますですよ。ありがとうしかない!!
はーーーー 夢みたいーーーーーー と思ってるうちに2時間経ってました。
そして流れるアジカンの主題歌。これがまた映画にピッタリで はーーーーー夢かなーーーーーーー と夢見心地に拍車がかかります。


それにしてもこの原作改変はなかなか大胆だなと思います。後日談が足されてるという点で構成も大きく変わってますけど、テーマそのものが変わってます。
公開前にインタビューで行定監督が「菅田と裕翔はすごく仲がいいから、今度は同性愛もの撮りたい」と言っていて、わたしはすごく違和感がありました。ピングレってほぼほぼ同性愛ものじゃないの?と思ったからです。
でも映画見てわかりました。全然違います。
原作は同性愛ものだと思うんです。同性愛というと雑すぎるかもしれませんが、少なくとも二人の人間の愛情の話。肉体関係もないし、恋愛でもないかもしれない、でもへたすると恋愛よりももっと重い愛情の話。そして二人は同じくらいの重さで互いに対し情を持っています。その関係性が主題です。
でも映画は全然違いました。映画は完全にひとりが主人公。りばちゃんの話です。りばちゃんにとってごっちはとても重要な人で、愛もあるし、憎しみもあるし、憧れもあるし、嫉妬もある。でも、全体のテーマとしては、ごっちを通してりばちゃんが自分を探す、あくまでひとりの話です。
原作は、ふたりはわかり合えるという話。映画は、人と人とはわかりあえないという話です。
テーマが全然違います。


原作をお好きな方にはいろいろ思うところもあるでしょうけど、わたしにとってはすごくいい改変でした。
ひとつはわたしが裕翔くんのファンだからです。しかも、裕翔くんが宇宙一かっこいいと思っている裕翔くん原理主義で、「世界が裕翔くんを中心に回ればいいのに」と真顔で言うタイプのファンです。
この映画は、裕翔くんを中心に世界が回る映画です。主演で、2時間出ずっぱりという意味でも裕翔くん中心に回っている世界ですが、それだけじゃなく、文字通り、裕翔くんを中心に世界が回ります。62分後にピンクからグレーへと世界が回りますけど、その中心はまぎれもなく裕翔くんです。プロモーション的には菅田くんとダブル主演的なかんじですけど、実際は完全に裕翔くんひとりが主演。裕翔くんがごっちからりばちゃんへと変身する、そこが物語の転換点です。
世界が裕翔くんを中心に回っている!!それがこんな美しく鮮やかな方法で形になっている!!!
気持ちがいい!!!本当に気持ちがいい!!
まじ最高です。夢みたいです。
そして単純に、絵に描いたような青春と、リアルで生々しい青春、それをひとつの映画で味わえるのがまじでお得!!!!爽やかな学園ものに、かっこいい孤高の大スター、胸が締め付けられような痛々しい青春、センシュアルなシーン、バイオレンスさ、全部乗せですよ。なんと豪華!!その全部が美しい。最高に贅沢!!!!
しかも、がらりと変わるふたつの世界を演じ分けてみせる裕翔くんの演技力がまた素晴らしいです。裕翔くんの演技って、演技してるってかんじがしません。見てて「裕翔くんお芝居お上手!」とは思わない。でもいつの間にか自然に役として見ています。体当たりで自分と役の境界を越えてみせてくれます。今回はアイドルとして挑戦となるシーンも多いですが、それもすべてすんなりと入ってきます。
そのお芝居の妙を大きなスクリーンで堪能できるんですよ、すてきすぎです。


そしてわたしがこの改変が好きな理由がもうひとつ。わたしは、いなくなってしまった大事な人を探して、結局見つからない、そして探していたのは自分自身だったことを見つける、っていう物語が好きなんです。オースターとかタブッキとかモディアノの小説とか大好きなんです。
映画はまさしくそういう話です。だからわたしの好みにドンピシャでした。
映画はりばちゃんの自分探しの旅です。何者かになりたいりばちゃん。でも何者にもなれません。りばちゃんは流されるだけで、自分がない。自分を探しても探しても見つからない。そのことにすごく苛立っています。ごっちのことを知れば、ごっちのような何者かになれるかもしれないと探ってみるけど、それもうまくいきません。りばちゃんだけでなく、他の人も自分を探しています。飄々としてみせる、成瀬(菅田くん)と三神(夏帆ちゃん)も、本当は迷ってるのかもしれません。わざと偽悪的になってみたりする、それも若さです。
人と人とはわかり合えない、本当のことなんて他人には理解できない。でも人と人とが関わりあって、人は変わっていく、そういう話だと思いました。主人公は物語の最後で自分の足で一歩を踏み出します。いや、一歩も踏み出していないかもしれません。踏み出す気配で終わっています。本当にオーソドックスな青春ものです。
日が昇り、グレーの世界に色が差していくラストシーンはとても美しいです。画面から圧倒的な希望を感じます。
わたしはこの物語、とても好きです。わけもなくもがき苦しんで、自分も周りの人も傷つけながら進んでいく、青春の痛々しさがビビットに映し出されています。そして希望のあるラスト。
映像も本当にきれいです。役者の輝きを信頼しています。きれいな俳優が出ても美しく映っていない映像作品はいくらでもありますが、ピンクとグレーは裕翔くんはじめキャストが皆美しく映っています。それもとても素晴らしいことです。そこにも青春と希望が切り取られています。


原作をざっくり改変してるけど、すごく原作をリスペクトしてるなとも思います。原作をちゃんと愛してるからこその映画。監督も「原作と同じことをしてもしょうがないから」オリジナルにしたと語っているように、そこを認めているからこそ改変したのというのは伝わります。でも手加減しないでざくっと斬り込みます。この斬り込み方の容赦なさが、なにより原作をリリスペクトとしてる証です。アイドルだからって容赦しない。真剣に向き合っています。しかし、これをオッケーしたシゲアキさんは度量大きいな!と思います。みんな真剣勝負。みんながぎりぎりのところで挑戦している、そういう映画であることもまたうれしいです。


そしてこの映画はキャスティングも完璧!!菅田くんと夏帆ちゃんは、前半と後半でがらりと変わるのもさらっと演じてみせてくれるさすがの演技力。裕翔くんの初めてのラブシーンの相手が夏帆ちゃんとか、それも最高すぎる!!!絵としても美しいし、幼いころを知ってる間柄というのもパーフェクト。岸井さんのあたたかみのある存在感もとても良かったです。
そしてなんといっても柳楽くんですよ!柳楽くんをごっち(本物)に配した人、天才!!!!この配役は勝ちだろ!!!
だって、裕翔くんがりばちゃんなんですよ。ごっちを誰がやるんだって話ですよ。裕翔くん自身がどっからどう見ても凡人とは違う光り輝く存在なのに、その裕翔くん演じるりばちゃんよりもカリスマ性があって、憧れても手が届かない存在なんているか??いるわけねーべ!というところに、いたー!!!ですよ。納得!!!超納得!!!!柳楽くんなら、裕翔くんにはない存在感があります。全然種類が違います。憧れても届かない、そして強い信念を持っている、そういうキャラクターにすんなりハマります。裕翔くんがインタビューで「ラスボス」と称していましたが、まさしくその通り。ラスボスです。ほんとこの配役最高!!!


最初にピングレ映画化の発表あったとき、裕翔くんがりばちゃん役と発表されて、内心「りばちゃん役…合わないな」と思ったんですよ。だって裕翔くんがふたり並んで売れない方なんて、そんなの説得力ありません。
パンフで監督がこう語っています。「原作上で配役していくと中島くんはどっからどう見てもごっちです。物語の主人公はごっちではなくりばちゃん。でも、中島くんの端正な容姿と雰囲気は絶対にごっちなわけです」ほんとそれ!!!ほんとそれ!!!!!!!!!!と思いました。アンダーラインを死ぬほどひきたい。監督から見える裕翔くんとわたしに見えてる裕翔くんにぶれがない。映画を気持ちよく見れた要因の一つはそれだと思います。しかも、そこで浮かんだアイディアが、裕翔くんにどっちも演じてもらうことだったそうです。さすが天才は違う!!!本当にこのアイディアは秀逸です。
圧倒的なスター性があってそれゆえに孤独なごっちは裕翔くんに近いと思いますが、嫉妬と焦燥に苛まれて揺れ動くりばちゃんもまた裕翔くんの中にあるものです。裕翔くんはどちらの要素も持っています。その両方を演じているのを見られるなんて、最高にお得です。


ピンクとグレーのおもしろいところは、虚構と現実が何重にも捻じれているところです。
映画の物語はりばちゃんの話です。ごっちを演じている前半が虚構で、りばちゃんである後半が現実です。でも、前半もりばちゃんの身に実際起こった話です。だからどっちも現実と言えます。そして本当はどっちも虚構です。裕翔くんはりばちゃんを演じていますが、実際の今の裕翔くんは、ごっちに近い。スターになって、主演映画が公開されて、テレビで雑誌でビルボードで、その姿はいろんなところにあふれていて、イケメンだイケメンだともてはやされます。まさしく今の裕翔くんはそういう状況です。現実に近いのは映画の中の虚構であるごっちです。実際の裕翔くんと菅田くんのなかよしっぷりも、前半の学生時代がいちばん近いくらいです。
ここで現実と虚構が捻じれの位置になります。
このことが映画のおもしろさを増幅させます。現実がどこにあるのかわからなくなって、頭がくわんとします。現実と虚構の境目が溶けていく。『ピンクとグレー』という映画を見ているわれわれが、物語の中のエキストラになったような気分になります。とてもおもしろい経験です。
原作者もアイドルで、主演俳優もアイドル。たくさんの人の目にふれる存在で、見る方にも見られる方にも物語があります。それらの物語をすべて飲み込んでいくことで、ピンクとグレーは多層性を増します。アイドルのきらめきに依存してるという意味でのアイドル映画ではありませんが、原作と主演がアイドルであることで物語の意義を大きくしているという意味ではこれ以上ないアイドル映画です。


いろんな意味で、この映画最高だな!!!!っていうのがわたしの率直な感想です。
バカみたいな感想ですみません!!
もっとこう、演技がどうとか作品としてどうとか言いたいんですけどね、客観的なこととか言えませんよ。わたしは盲目ファンなんで!!
このタイミングでこの映画に出会ってくれて本当に良かったです。裕翔くんの美しさがこのような形で作品として残ってくれて本当に幸せです。スクリーンでこの映画を見ることができるのを本当に本当にうれしく思います。
ヒットしてくれるといいな!!!
てゆうか、本当に夢みたいなんだけど。もしかして夢かな???わたしの見てる夢で、ほんとうは全然違う映画かもしれません!!