デート9話が奏でるプレリュード

月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』も9話です。最終回まであと1話。
9話は本当にせつなかった。いや、9話はハイキーでどちらかというとコメディ色が強い回だったんですけど、鷲尾くんを中心に見ている者としてはせつなかった。
ここでわたしの大胆予想を披露しますけど、というかたぶん多くの視聴者が予想してるでしょうけど、最終的に鷲尾くんの恋は実らないと思います。なぜなら、これはドラマだから!!月9ドラマだから!!はじめっから「リケジョとニートのラブコメディ」って言っちゃってるから!!!そしてこれまでの物語の展開上、どう考えても主役の二人がくっつく流れだから!!!ということは、最終回の一回前の回でどんなに鷲尾くんの恋がうまくいきそうになっても、最終的にはふられてしまうのです!!そう考えると!そう考えるとせつなくて!!しかもうまくいきそうになって恋の成就への期待が高まるほど、ふられた時の鷲尾くんの絶望は深くなってしまうのです!!!ああ、なんて不憫!!!!でも鷲尾くんに浮き沈みがあるほどドラマとしてはおもしろくなる。おいしくなるのは間違いない、それは素晴らしい。でも鷲尾くんかわいそう!!
こうやってドラマ的な展開を逆算して考えるのは無粋なことだとわかってます。ミステリードラマを見てるときに、俳優の知名度から犯人を推理していくような無粋さです。でもそうやって予想せずにはいられません。鷲尾くんに待ち受けている悲劇を!!今回のデートは鷲尾くんに訪れるであろう悲劇を盛り上げるプレリュードです。そう思うと悲しくて見てられません。
うそです、ちゃんと見ました。
もはや、裕翔くんファンとして見るべきか、鷲尾くんファンとして見るべきか、ドラマの展開を予想する視聴者として見るべきかわかりません。それらが混ざり合ってわたしの中では大パニックでした。



今回は結婚式場から始まります。鷲尾くんアスコットタイがなんとお似合いになることか!!フォーマル鷲尾くんも素敵でございます!!

結婚式場のシーンから前回の続きに戻って、横浜の夜景をバックに佇む鷲尾くんに。なんて美しい光景でしょう。横浜の夜景は鷲尾くんを引き立たせるために存在します。
「恋がしてみたいです」という依子さんの告白(あくまで恋心の告白ではない)に対し、「依子さんも普通の女の子です。恋愛くらいきっとできます」「依子さんに恋してもらえるように自分が精一杯がんばります」と答える鷲尾くん、男前すぎる。かっこいい。ほんとかっこいい。
鷲尾くんは1988年8月9日生まれ。まあ、裕翔くんのお誕生日と一日違い!奇遇ですね!!裕翔くんの誕生日と近いながら、ちゃんと依子さんの萌える数字になってる仕掛けが素晴らしい。「大好きな数字のひとつです!89はフィボナッチ数列の11番目の項で…」という依子さんの熱弁を、ぽかーんと聞くけど、「可能性あります」と言われて嬉しそうな表情になるのにキュンときます。表情から恋してる感がよく伝わる。好きになるのに理屈はいらない、というのを鷲尾くんが体現している。
そして鷲尾くんの横浜デートですよ!『デート』というドラマで実行される鷲尾くんの横浜デート!!!このドラマのメインイベントです!!
なんという爽やかさ!なんというかっこよさ!!なんというかわいらしさ!!!!!
わかってはいたけどどれも想像以上!!!!!
まず元町に颯爽と現れる鷲尾くんがかっこいい。爽やかが服を着て現れたようです。そしてすっぴんジャージの依子を連れ回してきれいな女に仕立て上げる鷲尾くですよ。かっこよすぎ!!!なんなの?日本のリチャード・ギアなの!?ヒギンズ教授なの!!??わたしどっちも元の映画見てないけど!でもなんかもっと渋いイメージなんだけど!?そんな役回りするのかっこよすぎだね??服屋も美容院も知ってて、実は女に慣れてるね?かっこよすぎるね!!
かっこいいけど超絶かわいらしくもあります。恋に浮かれる鷲尾くんのなんとかわいらしいことか!!!メガネを外してコンタクトを入れるのを応援するのかわいすぎる。鷲尾くん、かっこいいのに素直で可憐なんてどうかしてる!!
連れ回して「自分好みの女」に仕立てたけど、デートプランに家電量販店めぐりを入れる心優しい鷲尾くん。自分のしたいことを押し付けるばかりでなく、ちゃんと相手の好みも取り入れるところが優しい!本当にいい男!!でも夜景の見えるレストランを予約するのはさすがです!裕翔くんの理想のデートもイルミネーション輝く横浜で散歩して、レストランでディナーですよ(Seventeen1月号より)奇遇ですね!鷲尾くんと裕翔くんが絶妙に重なるところもたまらない!
で、このデートは依子の体調不良という失敗で終わります。予習して、フェニルエチルアミン(PEA)という、恋愛をすると分泌される脳内物質を含む食品を前夜に食べすぎたからですね。それにしても、赤ワイン、チョコレート、チーズと、片頭痛に悪そうなものばっかり。わたし片頭痛持ちなんですが、病院でもらった「片頭痛の誘因となる食べ物リスト」に赤ワイン、チョコレート、チーズと全部入ってます。見てるだけで頭痛くなりそうでした。あ、もしかしてわたしの片頭痛が酷いのは裕翔くんにときめきすぎだからですかね?
ま、片頭痛はどうでもいいんです。大事なのはこのあたりが明かされるのが依子と巧の電話でのやりとりということです。互いの恋愛の進捗状況を報告しアドバイスし合うふたり。鷲尾くんの恋を超絶応援し隊なわたしが見てても「なかよしだな!おまえらがつきあっちゃえよ!!」と思ってしまいます。でもこう思わせることが大事な前振りでした。
しかし、依子さんがしでかしても「体調が悪いのに連れ回した自分が悪い」って言う鷲尾くん、ジェントルマンが過ぎる。巧さんも「いい男だ!」ってそりゃ言うわ!
この電話のやり取りで、依子さんが「がんばらない人間になれるよう、がんばります」って言うんだけど、なんかわたしそのセリフ聞いたことある。5年前にとあるアイドルグループのコンサートで。…気のせいかな。
横浜の後はサッカー観戦デート。サッカー観戦で盛り上がる鷲尾くんかわゆい!「なりふり構わず思いっきり声を出して楽しむ!」と促す鷲尾くんかっこいい!声出して楽しんでって、コンサートで裕翔くんがよく言ってるセリフでもある。今回の鷲尾くんは裕翔くんによく似ています。分析しすぎる依子さんを見つめるまなざしが優しくい。
鷲尾くんが相談する時の相談相手は依子パパ。依子パパとなかよしなの本当に心和みます。このふたりの友情は永遠に続いてほしい。パパに「押しまくれ」って言われて押してみる鷲尾くんの素直さ。前に諦めかけた時もヤンキー兄に言われて押してみてたね。人の意見を積極的に取り入れる素直さは裕翔くんに通じます。素直さが人を成長させる。
しかし人の気持ちに敏感な鷲尾くんはデートを重ねても依子の楽しそうじゃない様子に勘付きます。せつない。
依子パパの協力で依子が巧と電話してたことが判明。この辺りから物語が動いていきます。
日曜日に依子のお家に突撃する鷲尾くん。休日出勤と偽って家にいた依子を、責めるでもなくデートに誘います。
こわ!!!!
この鷲尾くん、すごく良かった!!怖かった!!ぞくっとした!!好青年だからこそ、この強引さが怖い。鷲尾くんの抱える闇が見える。一気に不穏さが漂って物語の空気が変わったいいシーンだった。
そしてスケート場へ。
スケート場!!!!氷上を軽やかに滑る鷲尾くんなんと優雅でかっこいいのでしょう!!!デートのシチュエーションがどれもロマンチックすぎです!!!さすがタイトルがデートなだけあります!!氷上をぶれずにシャっと移動するのすてきすぎ!!!
ここで「自分といても楽しくないなら自分、別れてもいいです」と別れを切り出す鷲尾くん。ああ、自らそんなことを言うなんて!きっと辛い決断だったでしょう。なんとせつなく美しい。
「自分は依子さんが望むなら悔しいけど身を引きます」「本当の愛とは相手の幸せを願うことだから」
鷲尾くん、かっこよすぎる!!!!!
人間的に成熟しすぎ!!なんなの聖職者なの??心が清らか過ぎじゃない???本当はそんなこと思ってないけどプライドが高いから見栄を張っちゃうの??それにしても清らか!!!でも真に心が清らかな裕翔くんが演じるから、浮世離れした清らかキャラに説得力があります。ここでも裕翔くんと重なる鷲尾くん。まったく同じではないけれど、核となる部分が似ています。この重なり具合が絶妙です。
で、この鷲尾くんの宣言の後にCMが入りますが、ここで流れるCMがせんせーしょんずですよ!美しすぎるサラリーマンを演じる裕翔くんと、歌と踊りで美しすぎる暗殺者を表現する裕翔くんが同時に楽しめるなんて!なにこれ裕翔くんのプロモーションのための番組なの!?ああ、そうですね、そうに決まってます!知ってた!この世は裕翔くんを中心に回っているのです。うん、知ってる!!


ここからは急展開。スケート場には巧佳織カップルとヤンキー兄貴も来ていて、「とぼけんな、おまえらお互い好きなんだろ?」と巧と依子をくっつける流れに。うう、ということは、鷲尾くん自らヤンキー兄妹に相談して依子の恋(つまり自分の恋の破局)のために動いたということですね。鷲尾くんの無償の愛!尊すぎる。
依子巧の電話のやり取りを散々見せて視聴者に「おまえらお似合いだな!つきあっちゃえよ!」と思わせておいてこの流れ。これでお互いに気持ちに気づき距離が縮まるのかと、煽るだけ煽ります。しかしそう簡単にいくわけないこのドラマ。好きなわけない!とばっさりと否定し、「ついつい電話する相手が本当に好きな相手?幼稚な恋愛ドラマがよく使う手なんですよ」ときた。ああ、まんまとそう思ってしまいましたよすみません!お約束な展開をしておいてそこをサクッと批判してくるかんじ。さすがの捻り!!
「なんで避けるようになった?」という問いに対して依子さんは「楽しいから困ってるんです!」と答えます。いわく、今までの習慣が崩れる、鷲尾さんの電話ばかり待ってしまって仕事が手につかない。
これを聞いている時の鷲尾くんの表情が最高だった。最初は訝しむように聞いていたのが、だんだんと警戒が解かれ状況を把握し、嬉しさがにじんできます。その感情の推移がじわりと伝わってくる。ああ、鷲尾くんの思いは依子さんに届いていたのです!
そして依子さんに抱きつく鷲尾くん!
かっこよすぎる!!!!!!
なんて様になるのだ!!!かっこよすぎる。スケート靴を履いたまま抱きついてぐらりともしない運動神経のよさもかっこいい!!運動神経がいい裕翔くんも体育会系男子の鷲尾くんもどっちもかっこいい!!!
「自分と依子さんは等号になりました」ってなんと気のきいた両想い宣言。かっこいい。「出てるかも、フェニルエチルアミン」と言われて、本当にうれしそう!!!揺れる恋心を表すどの表情もとても繊細でぐっとくる。
しかし、このシーンは、超絶かっこいいのだがとてもせつなかった。依子さんは「ペースが乱されている。だから自分は恋をしてる」と言います。確かに規則正しい生活を重んじる依子にとってそれは大事件です。間違いない。確かに、気が置けなくて話が合う相手に恋することもあるけれど、好きなあまりに振り回されて疲れてしまう恋もあります。それも恋のひとつのあり方です。それを提示してくるのはさすがの構成。
でも、果たして依子の気持ちは本当に恋なのか?という話です。
依子は恋をしてみたいと思っています。でも、恋をしてみたいと思っていると巧に指摘されてそう思い込んでいる、とも言えます。とにかく恋をしなければと焦っている状態です。自分は恋をしたい、そのための努力をしている、でも努力をしてもトキメキという成果が得られない。成果が出ないからもっと努力する、でも成果は出ない。じゃあなんでこんな努力をしているのだと理屈が合わなってくる、だからそれを恋であると思いこむ。それは認知的不協和の解消なだけでは?間違った理屈づけでは?という可能性があります。
今回の最初の方で、巧が佳織に「結構好きだよ」という場面がありますが、依子も鷲尾くんのことは「結構好き」なんだと思います。でも果たしてそれは恋なのか。
そうなんです、このドラマは「リケジョとニートのラブコメディ」なんですよ。依子の気持ちが本当に恋かというと、たぶん違うというオチになる可能性が高いです。これが恋であるという可能性もあるけど、そうじゃない可能性の方がたぶん高い。そうであるなら、ここでの鷲尾くんのハッピーさは、あとで待ち受ける悲劇へのプレリュードとなります。そう思うとせつなくて!!鷲尾くんが喜べば喜ぶほど胸が痛い!!!でも裕翔くんファンとしてはこんなにも重要な役でとてつもなく嬉しい!!!でも胸が痛い!!!


そして鷲尾くんと依子さんはウェディングドレスの店へ。
うえええええええええええええええ展開早すぎ!!!!
そんなお店でドレスに着替えるのを待ってるのかっこよすぎるんですけど!!このシチュエーションがはまる大人の風格が漂ってる!!!
依子さんが「わたしと挙式してくださいますか」と逆プロポーズ。そんな依子さんを見つめる愛しさあふれる目が最高にかっこいい。でもそれを鷲尾くんは「それは無理です」と断ります。「谷口さんと結婚するために予約した式場ですよね?それはできません」「気持ちの問題です」
「気持ちの問題です」という断り方もまた良かった。「心がない」は今までたびたび出てきた依子さんの最大のコンプレックスです。合理性を重視するあまり、他人から「心がない」と言われることが多かった。他人の心の機微を読み取るのが苦手でした。でもその依子さんが鷲尾くんに「気持ちの問題」と言われて素直に納得します。これは依子が変化したことを表してます。婚活以降のいろんな出来事(主に巧との出来事ですが)を通じ人の気持ちをおもんぱかることを覚えたのです。もちろんそれだけじゃなく、鷲尾くんを大切に思ってることの表れでもあるのでしょう。いろんなことがこの短いやり取りに込められています。だからぐっときました。
その重要なシーンを大人の余裕さえ漂う存在感で演じる裕翔くんですよ!かっこよすぎ!!


依子の予約してた式場はなんだかんだで巧の両親の結婚式で使うことに。この手配をテキパキとする鷲尾くんも激かっこよかった。
冒頭からちょくちょく挟まれていた結婚式のシーン、これは誰の婚式なのか?という謎がここで明かされます。この持って行き方もすごくうまい。巧の両親であることは頭から見てればわりと簡単に推測できます。最大のヒントは今回が最終回じゃないということ。さすがに結婚式で2話も引っ張らないだろう、てことは、最終的に結ばれるふたりではない。そして、巧ママの「あの子がいなくてもいい」というセリフ。このへんのヒントでわかります。この設定の仕方が実にうまい。決して難しくはない、でも簡単すぎない。そして、オチにピンと来ても来なくても楽しめるようになってる。それこそアンジャッシュのコントみたいに、違う解釈しても成り立つようになってる。本当に緻密に組立てられたよくできた脚本です。
でもそういえば、なんでこの結婚式に鷲尾くんいるんでしょうね?式場紹介してくれたから?カノジョの元カレの両親の結婚式に?心優しいからかな?あ、かっこいいからかな!うん、そうだね!知ってる!フォーマル鷲尾くん、劇的にかっこいいしね!!!結婚式に間に合った依子さんの手を取って走るのかっこよすぎたしね!!
で、巧がニートになったいきさつも明かされたのち、なんだかんだで無事に結婚式は挙行。
留美子さんの「次は若い人の結婚式に呼ばれたい」に依子さんと顔を見合わせるのかわいすぎる。次は自分が愛しい彼女と結婚する番、という自信と幸福に満ち溢れていている。
しかしここで登場する依子ママ。「わたしは恋をしてるわ」という依子に「あなたそれを本当に恋だと思ってるの?」辛辣な指摘!!何ていうことを言うのだ!!わたしも思ってたけど!!!!!
そしてブーケトス。ブーケを同時にキャッチするのは依子と巧。うあああああああ、なんという定番月9的展開。さっき幼稚な恋愛ドラマを否定してたのに、幼稚な恋愛ドラマ的お約束で終わりるとは!!どこまでも捻じれてる。捻じれすぎて真っ直ぐになってる!!!!


そしてここで次回に続く。
んあああああああああああああああ 鷲尾くんの恋はどうなってしまうのだ!!!!!!!


最終回、本当に予想がつきません。
たぶん鷲尾くんと依子さんの恋は成就しないと思いますけど、それがどういう展開の後そうなるのか。このまま鷲尾くんと結婚する運びになって、巧さんが結婚式に突撃して奪いに来るの!?そんな『卒業』展開!?でもそれはないと思います。なにせ、6話で佳織と巧ママが一緒に『卒業』見て「卒業のすごさはこのラストカットよね」「ふたりとも笑ってないんですよね」「これから待ち受ける現実に愕然としてる表情よね」と語るくだりがあったから。こんなセリフを言わせてる以上、結婚式に突撃してめだたしめでたし、にはならないはずです。安直には終わらないでしょう。でもそれなら安心。鷲尾くんが、結婚式で花嫁を奪われる花婿という間抜けで情けない役回りにならないということだから。
ではいったい、鷲尾くんはどうやってふられるのか。そこが問題です。
ここまでこれほど丁寧に作っているドラマなので、鷲尾くんも都合よく捨てられるだけじゃなく、それなりに報われる展開になると思うんですよね。ちゃんと鷲尾くんの鷲尾くんなりの決着があるはず。それが期待できるから楽しみで楽しみで。
できるだけかっこよくふられてほしい!!!かっこいいふられかたをしてほしい!!!
鷲尾くんがふられる、というのは定番月9的展開からの予想なので、もしかするとそれすらも裏切られるかもしれません。むしろ裏切ってほしいとも思います。どう転ぶかわからないから本当に純粋に楽しみです。


それにしても今回の鷲尾くんは本当に表情が素晴らしかった。今回の鷲尾くんは感情の浮き沈みが激しいです。それを繊細に演じていました。恋に浮かれ、相手のことを心底「かわいいなあ^^」と見つめる表情は、幸福感にあふれていたし、自分といても楽しくないんじゃないかと思い出すあたりはその複雑な気持ちが表れていたし、日曜に依子のお家を突撃するところは怖かったし、自分が身を引いて依子と巧のことをくっつけようとしたところではそのせつない覚悟が全身から伝わってきたし、依子が自分に恋してることがわかった時の嬉しさを爆発させる顔は男前でかっこよすぎでした。そして、ウェディングドレスでプロポーズされるところでは、彼女の愛を受け止める大人の余裕すら感じました。ここで、「鷲尾くん、めっちゃ大人になった!!」と感じました。依子の家のクロゼットに身を潜めて泣いてた鷲尾くんは、いいやつだけどちょっと子どもで情けない感じがしました。それが今回は見違えるように大人っぽくなりました。結婚して家庭を持とうとすることに何の違和感もありません。場面によって変わる繊細な表情を演じ分けて、そしてドラマを通じて成長する鷲尾くんを見事に演じる裕翔くん!!本当にかっこいいです。もちろん裕翔くん自身の成長ということもあるでしょう。本当に目を見張るほど成長しました。それらが重なって大人な鷲尾くんが登場しています。本当に胸熱です。
鷲尾くんは最終的にどこまで成長するのか、という点でも最終回は楽しみです。


毎回言ってますが、好きな人がおもしろいドラマに出ているのを見られるのは本当に幸福です。
その日々が終わりを迎えてしまうのは寂しいけれど、最後までその幸福をかみしめながら見たいと思います。