リトルトーキョーライブで発揮された裕翔くんの聡明さ

3月18日のリトルトーキョーライブは裕翔くんの当番でした。
「漢字メニューで絶品中華」という、中華料理の漢字のメニューから料理を推測してゲテモノを避けて注文して食べる企画。2月4日に一度やった企画と同じです。
ラテ欄でこの企画だということを知って、わたしの胸は高鳴りました。ということは!ということは!裕翔くんが食べるところを見られるということだから!!!!
わたしはこの時をずっと待っていました。
裕翔くんがなにかを食べているシーンというのはこれまで意外と拝めませんでいた。リトルトーキョーライブ以外のバラエティレギュラーはなく、食べる企画というのは意外と巡ってきません。お菓子つまんだり、ドラマでなにかを食べるシーンはままありましたが、お料理をがっつり食べて、それをレポートするお姿というのは目にする機会はほぼなかったのです。

好きなお寿司は?:1番目はね、中トロのあぶり。あぶったりするのが好きですね〜。2番目は真ダイ!塩とカボスで。それがすごいおいしい。舌が肥えました(笑)(WinkUp13年1月号)

雑誌のインタビューでこんなことをさらっと答える肥えた舌と渋い好みをお持ちの裕翔くんです(ちなみに上記のインタビュー時19才)。裕翔くんの食へのこだわりは独特です。その裕翔くんが、おいしそうにものを食べる裕翔くんを見てみたかった。そしてそのお料理に対してどんなコメントをなさるのか。それも聞いてみたかった。裕翔くんは観察力が鋭く、的確に描写する能力をお持ちです。裕翔くんの食レポはどんなものだろう。想像だけでもわくわくします。


というわけで期待に胸を膨らませてテレビの前のでスタンバイ。
番組が始まる前のジャンクションからお姿を表す裕翔くん。ブルーと白とグレーのシンプルなニットがよくお似合いです。でもじゃっかん顔色が冴えない。発光具合がいつもよりじゃっかん弱い気がします。ドラマ撮影に特番収録の後の生放送でさすがにお疲れなのでしょう。でもアンニュイな裕翔くんもそれはそれでたまらなくかっこいい。
3チーム対抗で、裕翔くんは光と同じチーム。
「漢字メニューでどーなるライブ」のコールに合わせて腕を上下する裕翔くんかわゆい。有岡くんの持つフリップにかぶさるテーブル上のお茶をさっと除けたりします。細かいところもよく見てるかっこいい。
一番手の有岡山田チーム(以下、有山)がさっそく海馬(タツノオトシゴ)を引き当て、なかなかグロテスクなその料理をケラケラ笑って見てるのかわゆい。有山が食べてる時に「何に似てる?」とコメントを引き出すいいパスも出してる。
そして裕翔くんたちのターン。
「雀巣帯子」という料理に対し、光が「燕の巣みたいな、高級っぽい感じがする」と言うと、裕翔くんがすかさず「でもあれ、ツバメじゃなくてスズメですよ」とツッコミ。
雀という漢字が読める裕翔くん頭いい!頭いいっていうか、視聴者の大部分が思っているであろうことをザクっと言ってくれて気持ちがいい!さすが変人につっこむ役を4ヶ月演じていただけある!
それでも「雀巣帯子」をオーダーし、何が出てくるか待つ裕翔くん。お祈りして料理が出てくるの待つのかわいすぎる!「怖いわー」って裏声で言うのかわいすぎる(泣)
出てきた料理は、ジャガイモの細切りで作ったカゴにホタテとナッツ野菜炒めの入ったおいしそうなお料理。
「ホタテが、味がすごい」おいしそうに頬張る裕翔くん!かわいすぎる!!!!
「おこげみたいなかんじ。もうちょっとお菓子みたい」おいしそう!!おいしそうなものをおいしそうに表現するのすてきでございます!!!
そして食べた後は両手でお箸揃えて置く裕翔くん。なんとお上品!!!
冴えないように見えた顔色も明るくなって、真夜中でも美しさが研ぎ澄まされていきます。
順番が回って有山が選ぶターン。「腐皮巻」を選ぶかどうか迷う有山に対して「日本でいうと、豆腐もね、腐るっていう字使ってますよ」と鋭い指摘をする裕翔くん。
裕翔くんの素晴らしい推察力!!!そう、必ずしも腐ってることを意味するわけじゃないのです。言われればわかることでも、さっと出てくるとは機転がききます。
有山はその貴重な意見を却下して別の料理をチョイス。
そして自分の番で腐皮巻をチョイスする裕翔くん。「歯鳳爪は何かの足だと思う」とナイス推察(実際は鶏の足だったので正解である)。
そしてご推察のとおり腐皮巻は絶品料理、エビのすり身の湯葉包み揚げ。「ほらー!!」と喜ぶかわいすぎる。光とハイタッチするのもかわゆい。
食べる前に「中、エビ入ってます」と言って春巻きの断面をカメラに見せる裕翔くん!!気が利く!!食レポの経験は少ないはずなのに何をすべきかわかっているかっこいい!!断面をカメラに見せる仕草が超絶キュートでございます!!
湯葉包み揚げを食べ、「ギョウザみたいだけど、皮が湯葉だから薄くておいしい。エビとニラがすごくきいてる」と、的確なコメント!!おいしそう!!おいしいのが伝わる!!!
そしておいしそうなものを頬張る姿がなんてかわいらしい!!!いつまでも見ていたい!!!!!
「さすがゆーと」となぜか裕翔くんへ絶大な信頼を寄せる光。光に完全に信頼されてる構図が新しい。いつの間に光の信頼を勝ち得たのだろうか。かっこいい。
最後の3品は裕翔くんチームが最初に選択。「炸蚕蛹」を見て、「文字的にカイコとサナギだからね」とおっしゃる。カイコとサナギをちゃんと読める裕翔くん!!!かっこいい!!!さすが虫好き!!!
カイコはやばそうだと、海胆胆蛋湯をチョイス。これまた、ウニとたまごのスープというおいしそうな食べ物。裕翔くんと絶品中華。なんというすてきな組み合わせなんでしょう。
有山がオーダーした(せざるを得なかった)炸蚕蛹は、裕翔くんの指摘通り、カイコとサナギの揚げ物。見た瞬間、有岡くんが衝撃で裕翔くんに飛びつきます。有岡くんを受け止めつつ、げらげら笑うのがかわゆい。「でっか!匂いやばい!」と状況を的確に伝えながら場を盛り上げるのも忘れません。慄くふたりを横目にスープ食べてるもかわゆい。
そんなかんじで、有山がゲテモノ食いつつ円満に番組は終わりました。


わたしは感動しました。
裕翔くんがものを召し上がってる姿は本当に可憐でキュートで、それだけでも感動的ですが、番組全般から裕翔くんの知性と聡明さが遺憾なく発揮されていて感動しました。
まず、裕翔くん本当に教養があります!!!雀も蚕も蛹もさらっと読めます。もちろん、日本で育った成人なら読めてしかるべき漢字ですが、小さい頃から芸能活動されている方の平均レベル(というか、JUMPの平均)を考えたら、感動的に知的です。知性が垣間見えたというだけでもこの番組の価値があります。そして、ものを知ってるだけじゃなく、腐から豆腐をさっと導けるところから、回転が速いこともわかりました。豆腐くらいは誰でも読める漢字でしょうが、そこから料理に腐るを使う場合があるとすぐに連想できることは違います。知っていることをうまく活用できる能力があるのです。料理に対するコメントも的確で、ちゃんと食べる前に断面見せたり、食レポもとってもお上手。知識があるだけじゃなく総合的な頭の良さがあります。それが発揮されていて、とても感動しました。教養があって美しく、食べ方も上品で、ほんとにスマート。まさしく完全無欠の好青年です。


裕翔くんはものをよく知っています。でも、もともとすごく物知りなわけでも勉強がよくできたわけではなかったようです、それが、わたしの印象ですが、高校生の途中くらいからぐっと知的になりました。干されて…いや、比較的時間に余裕のあったこの時期に、たくさん本を読んだり意欲的に勉強された成果ではないかと思っています。
そして、今のところバラエティ番組の経験は少ないのに食レポがお上手なのには驚きます。これは、ドラマ現場で磨かれた現場対応力が反映されているのではないでしょうか。求められていることに、その場でとっさに対処する能力。バラエティではなくても、たくさん仕事っをする中でそういった能力も磨かれていったのでしょう。
そう、裕翔くんの能力の高さは、努力の成果でもあるのです!!
ああ、そう思うとますますかっこいい!!!!!


ゲテモノをぎゃーぎゃー言いながら食べる方がバラエティ的においしいのかもしれないけど、これだけかっこよかったらそれはそれで十分においしいと思います。バカでゲテモノ嫌いな有山チームとの対比があり、ゲテモノをガチで回避したい光とのコンビネーションの良さもあって、バラエティ的にもいい構図になっていました。
とにかく裕翔くんのかっこいい姿が見られて大満足でした!


ただ、この企画、ゲームとしてはなんもおもしろくはないと思うので次は変えてくれても構いません!