裕翔くん、映画初主演決定おめでとうございます

おひさしぶりです。こんにちは。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
という前置きとかどうでもいいですね。そう、そんなことはどうでもいいんです。瑣末なことなど吹き飛ばすようなビッグニュースが舞い込んできましたから。
2015年1月14日未明に舞い込んできたその報せ。加藤シゲアキ先生の処女作『ピンクとグレー』が映画化され、その主役が裕翔くんだというのです。
これぞまさしく、It's big news!!!
NEWS 加藤シゲアキ原作「ピンクとグレー」が映画化!中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が初主演 シネマトリビューン
NEWS加藤シゲアキ処女小説、中島裕翔主演&行定勲監督で映画化 - 音楽ナタリー
正直、最初はガセだと思いました。夢見がちなオタクの都合のいい妄想だろうと。だって原作といい監督といい妄想っぽいじゃないですか。だけれど、時間が経つにつれ、どうやら本当だということがわかりました。
しかも、監督は行定勲で、共演は菅田将暉夏帆柳楽優弥(敬称略ですみません)という、映画に詳しくないわたしでもがっつり映画畑の人だとわかる豪華な面々。
マジかよ
震えました。
なんかもう、びっくりしすぎて「マジで???????」しか言葉が出なかったです。
だってもう、「マジで???????」しかないですよ。まずもって、映画経験のない裕翔くんが映画主演というのだけでびっくりですよ。映画出てほしい、裕翔くんの麗しいお顔を映画館の大きなスクリーンでこころゆくまで眺めたい、とずっと願っていましたが、まさかそれがこんな早く叶うとは。それだけでマジかよなんですが、それがシゲアキさん原作。ジャニタレの書いた本が映画化されるなんて初めての試みで、その挑戦に参加するというのもマジかよですし、ピングレといえば芸能界を舞台としたエモーショナルな筋書きなわけで、それを演じるということにもマジかよです。そして監督が行定氏。大物です。絶対美しく撮ってくれるに決まっていますし、共演のメンツを考えると映画としてのクオリティも高いに決まっています。
マジかよ
裕翔くんの映画初出演作がこんなにもいろんな要素が詰め込まれたものであるとは。映画に出てほしいと思ってはいましたが、これほどのものがいきなり出てくるとは思いもしませんでした。わたしの想像できる範囲を遥かに飛び越えています。
そもそも、今は月9の撮影中ですよ。そうです、まだ始まってもいない月9があるんです。月9に出演なさるんですよ、「完全無欠の好青年」役で。なんとぴったりな役でしょう。
デート 〜恋とはどんなものかしら〜 - フジテレビ
月9のラブコメの主要出演者であるとか、これだけで事件ですよ。もうこれがうれしくてうれしくて本当に楽しみであったんです。発表されてから毎日空中をスキップしたい気分で生きてきました。
それだけでじゅうぶん大きなお仕事なのに、まさかそれが始まる前に更なる大きな仕事のお報せがあるとか。
そんなこと想像つきますか!!!????いや、つかないよ!!!!!!!
そんなわけで、最初は嬉しいというより動揺しました。だってハイパー現実すぎます。そんなこと起こるとか全然準備できていません。わたしのポンコツ脳みそで受け止めるには、裕翔くんが実現するリアルが美しすぎます。気が動転しまくりでした。
でも時間が経つにつれ、だんだんと「これ、本当なんだ…」と受け入れられるようになりました。もちろん、未だ信じ難いし、事の大きさを全然受け止めきれてないですが。
すごいね
もう本当に。それだけですよ。すごい。
しかも、リンク先記事にある監督のコメントにまた感動します。

主演の中島裕翔君は清潔さと品の良さを感じさせる人です。まだ未完成な彼の奥底にある新しい顔を期待しつつ、どんな風に彼をいじめ抜けるかが鍵だと思っています

なんという美しい日本語!!的確な表現!!
そういえば水球ヤンキースの発表の際はプロデューサーさんにはこう言われていました。

中島さんは柔らかさと透明感がありながらも、圧倒的な存在感を併せ持つ俳優だと思います。今回の作品は中島さんの演技力と表現力に懸けた作品です。

これもなんと美しい表現だと感動しました。
制作する側の人に、裕翔くんが愛されているのがよくわかります。ファンのわたしが思う魅力が制作する側の人にも伝わってるなと思うし、きっとクリエイターの方にはわたしが知るよりも多くの魅力がわかっているのだと思います。そうやって、裕翔くんの魅力をわかっている人が制作するということが本当に嬉しいです。きっといいものになるという予感しかしません。
裕翔くんはいつもこういう巡り合わせに恵まれています。それは裕翔くんが自身が引き寄せているのだと思います。愛されるだけの魅力が裕翔くんに備わっているということです。それは裕翔くんのもともと持つもの、外見の美しさであり、尋常じゃないほどの素直さ純真さ、役を表現する能力というのもあるでしょうし、今までの経験で得てきたテクニックというものもあるでしょう。そして、この役を演じさせてみたいとインスピレーションを与える存在感があります。
裕翔くんが引き当てる役は、いつも「裕翔くんのまんまだな」と思うのですが、よく考えるとエリートサラリーマンからヤンキー高校生、普通の大学生まで多岐に渡っています。でもどれもとてもはまっています。裕翔くんのもともとの性質を取り入れつつ、その役ごとのチャーミングなキャラクターを作り上げて、それぞれの作品にするりとなじみます。それは稀有な才能です。
その才能にいろんな人にが魅了されていきます。いろいろな人の目にとまり、次々と違った役を呼びこんでいるのです。
かっこいい
なんとかっこいいのでしょう。かっこいいことなんて百も承知のはずなのに、そのスケールの大きさには毎回斬新に驚かされます。
しかもピングレですか。ピングレ。あの内容を。裕翔くんがするとか。震えます。
どうやら映画化に合わせて内容は改変されるようですが、たぶん大筋は変わらないでしょう。芸能界を舞台とした、ふたりの男の子の青春ものです。裕翔くんが演じる主人公の、先に成功した友人に対しての嫉妬や羨望、そこで抱える鬱屈、それして自分自身の成功と葛藤、そういったものがメインテーマになるはずです。そういう役を初主演の映画でやることになるとは。
これを認めるのはわたしとしてはとても抵抗があるのですが、言ってしまうと、この筋書きは裕翔くん自身の今まできた道に重なります。
JUMPがデビューして以降、それまで当たり前のように集団の真ん中にいた裕翔くんはその位置にいられなくなりました。そのことでとても苦しんでいるのは見ている方にも痛いほど伝わりました。今はそれを乗り越えて(でもおそらくはまだ途中なのだと思います)その時のことを明星の一万字インタビューでこのように言っています。

―ポジションについての悩み、どうやって解消したの?
何か、おっきなきっかけがあったわけじゃなくて…。もうたぶん限界までいったんです。ひがみや嫉妬が。限界までいって、ふっきれた気がします。待てよ、俺は俺で違う道を行けばいいんじゃないかって。(Myojo2014年4月号)

率直な語りが、胸に突き刺さります。裕翔くんの抱えていた葛藤の大きさがよくわかります。このように語るほどの経験を、裕翔くんはしてきたわけです。
その経験は、今回のこの役に重なることも多いはずです。そしてそのあと裕翔くんの状況は劇的に変わっていきました。そのどちらも経験した裕翔くんが、主演としてこの役を演じることの巡り合わせに震撼します。今までの裕翔くんの来た道が、すべて繋がります。
しかも相手役は菅田くんとは。菅田くんのことをよく知っているわけではありませんが、役者として信頼できる感じがします。裕翔くんの相手役として安心して期待できます。ふたりの生み出す物語はとてもせつなく、とても美しいものになるでしょう。
たくさんの経験をしてきた裕翔くんが、物語として表現する表情はどんな表情なのでしょう。そしてどんな光景を見せてくれるのでしょう。楽しみで仕方ありません。それを映画館の大きなスクリーンで見ることができるとは、本当に幸せなことです。


裕翔くんがドラマに出るようになってから、脇で物語を彩る役をやって、主演の人やベテランの人演技を間近で見る経験をたくさんしてきました。そして、この夏主演は果たし、着実にステップアップしていき、遂には映画主演です。その過程のひとつひとつが美しくリンクして次の仕事へと繋がっていっています。
しかし、これほどのスピードで駆け上っていくとは。予想外でした。
裕翔くんが活躍することを、砂漠で雨乞いをする気持ちで毎日願っていた日々も、今となってはむかしのことです。
良かった。本当に良かったと心から思います。
人々の中心で輝く、その場所が裕翔くんに似合っています。


裕翔くん、銀幕デビューおめでとうございます。
心からの祝福を。ご無事で、そして充実した撮影となりますことをお祈り申し上げます。
この世のすべての素晴らしいことは、裕翔くんのものです。