限りなく担降りに近いブルー

ほんとうはこういうことはばしっと腹を括って決意を決めてから書くのがかっこいいんだとは思いますが、まだ迷走中です。ですが迷走っぷりを記録として残しておくのもいいかもな、ということで途中経過として書きます。
平たく言うとただ今担降りしかけてます。
まあそんなもん勝手にしろってことですけど、ふつうそういうものってバラ色パッションで突き進むものなのだろうけど、かなりブルーな気分だったりします。


詳しくは続きに。多分にネガティブな上に、多方面に失礼です。読んで愉快な気分にはならないことうけあいですのでご注意を。と、たっぷりと前置きをしておきます。



最近ゆうとりんがかっこよくてかっこよくてゆうとりんさえ見てれば幸せな気持ちになります。
というわけで降りようか迷ってます。それだけなら何の問題もないんですけど、どうにもこうにもブルーなのはそう思う理由です。
最大の理由は、じゃんぷがユニットしてつまらないからです。
どこから降りようか悩んでいるかというと「じゃんぷ担」から降りようかと思っているわけです。確かにいのおくんびいきではありましたが、わたしはあくまでユニ担で、じゃんぷというユニットを見守ることが最大の楽しみでした。10人全員が好きなんじゃなくて、10人のじゃんぷという1こが好きだったのです。
ドリカムで「なんてかわいいのかしらこの集団は!!」というところで落ちて、その後すぐにユアシードがあって「うわあ!こんなこともできちゃうんだ!じゃんぷってすごい!平成生まれ素晴らしい!!」ってすごい感動して、これからどんなこと見せてくれるんだろうってすごいわくわくした。いろんな新しい展開いっぱい見せてくれるんだろうって期待してぞくぞくした。
でも期待してたような新鮮なことが今ひとつ起こらない。
去年の春コンで焼き直しコンをやってきたときかなりぽきんと心折られた。夏の天国コンはすごく楽しかったけど、実は大阪のコンがぐだぐだになってたことがちょっと引っかかってたりしたし、冬は1人欠けた状態で催行されてしまうし、内容も今ひとつ物足りないし、待望のシングルも相変わらずのワントップだし、春コンもがんばってるのは伝わったけど新しい展望とか全然見えてこない。
もうじゃんぷに夢見て期待することに疲れてしまった。
本当はそんなこと思いたくない。でも、実際問題期待できるところもない。春コンは手を入れることはあるにしろこのままの内容なんだろうし、夏にサマリーってことはじゃんぷの夏コンはないってことで、それはつまり夏前にアルバムが出るってことはないということだろう。秋冬にアルバムツアーということも考えづらいし、そうするとアルバム発売とアルバムツアーはへたすると1年後かもしれない。だいたい春からもじゃんぷのレギュラー番組はないし、少クラはあるけどあれはあくまで間借りみたいなもんだし、一方NYCは華々しくCDもリリースされて順調な活動が待っていそうだし、そういう状況でJUMPとしての新たな展開っていったいいつどこで起こるわけ?気の長い年寄りとはいえ、さすがにもう待つことに疲れてしまった。じゃんぷには未来しかないはずなのに、今ひとつすてきな未来が思い描けない。
彼らが悪いってわけじゃないかもしれない。他のグループの状況を見てても、事務所のマネジメントが混迷してんのかなとも思うし、環境とか人材とかすべてがよきタイミングで揃わないとおもしろいコンテンツが作られないというというのもわかります。でも、それを含めてアイドルだろって思います。別に家族でも友人でも恋人でもなんでもないんで、客として満足できなければつきあいきれません。


というなかなか鬱屈した気持ちで春コンを見ていたわけです。
そんなところにゆうとりんですよ。
うおおおおかっこいい!!もうゆうとりんさえ見つめていればハピネス!!!
という気持ちになったわけです。4日とか終わった後に「ゆとりんがかっこいいから全然満足!!!」と言って同行者をひかせていました。
これはなかなか新鮮な感情でした。
わたしは長いこと嵐が好きだったけど、こちらに関してもラジカルなユニ担で、むしろ「ひとりひとりはそこまで好きじゃないけど嵐というグループが好き!!」くらいの勢いでした。確かにあいばくんがひいきではあるんだけど、あくまで「嵐のあいばちゃん」が好きなんですよ。そこ以外ではあまり意味がない。でも嵐はなにより本人たちが嵐という場所を大切に思ってくれたしそういう方向性で進んでくれたので、それが裏切られることはなかったし、コンサート行った後も誰かひとりがどうこうというのではなく「ああやっぱり嵐っていいな!!嵐大好き!!!」という気持ちになってました。だからわたしにとってアイドルはそういう枠組みで見るものでした。
わりとこの枠組みの延長でじゃんぷも見ていました。寄せ集められただけのものがひとつのものとして成長していく過程を見られるのだと思っていた。でも、その枠組みでじゃんぷを見ていても、いまひとつ手応えが感じられない。
そこで今までしたことのなかった「ひとりをロックオン!」をしてみたところ、なかなか楽しかったわけです。
まだきてないけど横浜と大阪のチケが確定してて、じゃんぷのコンサートと思うと、正直めんどうくさい気持ちになるけど、これでゆうとりんに会える!って思うとがぜんテンションが上がるんですよ。もうきみがいれば心もウキウキとですよ。持ってないけど名古屋のチケ探そうかなって勢いですよ。


楽しいならそれでいいじゃん、というところなんですけど、このロックオンをやってしまうとじゃんぷというユニとかどうでもよくなるんですよね。今までさんざん萌えを見出していたメンバー間の関係性とかほんとうにどうでもよくなる。その人以外は景色でしかない。
ゆうとりんに焦点を合わせてしまうと、それ以外に興味がなくなってしまう。どうにも「ユニを楽しむ」気持ちと両立しない。むしろわたしが今まで夢見ていたじゃんぷというユニットへの期待を切り捨てることとイコールになってしまう。わたしの中ではそういう存在なんですよ。
それがなかなかきつい。
今までわたしが大切にしていたことを捨てなきゃいけないような気がする。アイドルを楽しむということはアイドルグループを楽しむことだったこれまでの習慣を根底から変えなきゃいけない。それはなかなか難儀なことです。


じゃあ今までどおりユニ担でいいじゃんとか思うけど、どう考えても今手持ちのチケット(そして夏に控えるサマリー)のことを考えると、宗旨変えした方が絶対に元が取れる!そっちのがぜったい経済的に合理的!!そんな気がする!!
という辺で今とっても揺れている状況です。
いやはや10年近くジャニを愛でることを趣味としていながらはじめて直面する事態にかなり戸惑っていますよ。


てゆうかおまえ、いのおくんはどうした、という質問にお答えすると、わたしはあくまでこれまでJUMP担(いのおびいき)だったんですよ。ユニット内での絶妙においしいポジションが好きだったし、メンバーとのふわっとした関係性に萌えていたわけです。前提として「じゃんぷが好き!!」という感情があったので、その前提が崩れるとあまり意味がなくってしまうのです。だからそこにロックオンはできないのです。
そもそもBESTがぐだぐだなのが悪いんだよ!そこがおもしろかったなら悩んだりしないのに!