サマリーの麗しき思い出 8/17

地元で38度超えを記録した17日にサマリーに行ってきました(でも水道橋も似たような気温だったと思います)。なんかすごく楽しかったです。楽しくなってきました。
行きに四谷で乗り換えて総武線を待ってるときに、こうやってうだる暑さの中で電車を待つのも何回目だろうって思ったんですよ。暑いし階段の登り降りきついしでもう既に疲れてて、でもあと3駅で水道橋だなあって独特の高揚感で結構うきうきしてるこのかんじも何度目かなと。何事も繰り返すとくっきりと形を帯びて記憶に残りますよね。このかんじを、きっとこの先四谷に来るたびに思い出すんだろうなって、そのたびにサマリーに通ってた2010年の夏を思い出すんだろうなとそんなことを急に思いました。
たまに見に行くわたしにだってこうやって物語ができてくるんだから、やってる本人たちにとってはどれほどなんだろうって思って。毎日毎日毎日毎日毎日毎日、調子がいい日も悪い日も水道橋に通って外の気温も天気もわからないようなサーカス小屋に閉じ込められてああやって同じ演目を繰り返し繰り返しこなして、そんなのドラマが生まれないわけないじゃん。それはJUMPもそうだし、いっぱい出てるジュニアたちにとってもそうだ。泣きたいほど嬉しいことも泣きたいほど悲しいこともあるかもしれないし、泣きたいほど大変なことも泣きたいほど悔しいこともあるんだろう。出てる人それぞれに。でも特にうれしいことも悲しいことも別にない日の方がきっと多くて、その中でいろいろ楽しみを見つけていったりして、サマリーをやるのが当たり前の日常になっていっているんだろう。そうやってこの夏の日々を過ごしてるんだろうなって思うと、どうしようもなく感慨深くなってきました。どういう演目かとかそれが好きか嫌いかとかそういうことじゃなく、毎日毎日繰り返されてたくさんのドラマが生まれていろんな人の貴重な夏の日々を飲み込んでいるという意味で、このサマリーというものが急に愛しく思えてきました。
きっと空飛んで太鼓叩いて犬を飼いならしてた17才の珍妙な夏の日々を懐かしく思う日がくるんだろうなって思うと感慨深いし、その思い出の空間の中に自分がいたかと思うと言い知れぬ興奮を覚えます。そんなの考えたらもう負けっていうか、どうしたって泣きたいほど感慨深くなるしかない。そういうのってずるいよなあって思うけど、それがジャニーズのやり方なんだよなあ。ひとつひとつのコンテンツだけじゃなく、それで生まれる物語まるごと全部がエンターテインメントなんだ。その圧倒的な力にわたしも飲み込まれていっているんだとつくづく思います。


前置きが長くなりましたが、暑さでセンチメンタルになってそんなことを思いながら見ていた17日2部のメモ。


ゆうとくんが……疲れている!!!!
疲れているというか覇気がないというか…… いつもの燃え立つような狂気をはらんだオーラが…あんまない…。
手を抜いてるわけでもやる気がなさそうなわけでもなくちゃんとやってるんだけど、圧倒的にいろんなものが沈静化している。消え入りそうだった。Timeの踊ってるときとか、なんかもうこのままシュワっと溶けて消えてしまうんではないかと本気で心配になってしまったほど。
だが、しかし!!
そんなところがまたかわいい!!!!
はかなげな感じもまた美しいよね!!! てゆうか、弱ってる感じもまた色っぽいよね!!!


9日は右手首、10日は両手首にしてた湿布…じゃなくてテーピングはしてなかった。調子良くなったのかしら。だったらいいんだけど。
髪はずいぶん伸びてた。その割にもっさりしてなくて全体的にすとんとしてたのは梳いてるからなんだろうか。正面から見るとなかなかにかっこいいんだけど、3バルだったのでちょっとでもうつむかれると、顔が見えない…。この世でもっとも美しいつむじは相変わらずかわいいんだけど、この世でもっとも美しいお顔が見えないのはきつい。でも3バルに現れたときはサイドを耳かけしててすげーかわいかった。横顔が最高に美しい。

  • OP

前述の理由によりサマリーが楽しくなってきたので、OPから結構感極まって見ていました。ビーアイ達が持ってる風船が割れて紙吹雪キラキラ舞うのがなんだかすごくきれいだと思った。もうここはひとつの宇宙ですね。

  • サマリーのテーマ

下のステージからせり上がってくるとき、ステージ上の山田くんに向かってなんかすげーニコニコしてた。このフライングの時っていつも異常にニコニコしてる。なんか今日はそのテンションが怖くなりました。

  • Time

前述のようにしゅわっと消えそうにはかなげだった。薮との絡みのところもそれほど恍惚とした表情ではなかった。ダンスはどれも本当に消え入りそうだった。MJポーズはちょいちょい入れてたけど。

今まで見たことなかったけど、ボタンが立ち上がって上半身覆いかぶさるように抱きついてた場面があってはあああんとなった。そんななついていながらちょこちょこ脱走するのも忘れないのはGJです。
タカキの犬がちゃんとバーンで倒れた。これだとじゃんぷメンが倒れないのでつまらない。
玉乗りの前にいのありで「玉に乗るのか。そりゃたまげた」「いいこと言うね」「たまたまだよ」的な掛け合いを言うくだりがはさまる。それをシカトして「はーい、いきます」と玉乗りはじめる流れはなかなか良かったです。
大縄した後ってゆうとくんが犬みんなにエサ配るんですね。かわいい!!つーか本当にポケットからえさ出す仕草に弱すぎる。
ちなみにこの日の大縄回しはたかきいのお。

  • ユアシド

集中しすぎて眼光鋭いかんじではなく、楽しそうに叩いていた。他の人のソロのところで控えめにシンバル叩くところがかわいい。後半は誰かとアイコンタクトとりながらきゃっきゃとしていた。気がする。てゆうかたぶん光と。

  • 空港

上手でジュニアの子の持ってるガイドブックを取り上げて見たりするんだけど、それはバリ島であることがわかった。

恒例のウィキのくだりでやぶに「調べたの。これで?(PCカタカタやるジェスチャー)」に対し、「これで(PCカタカタのジェスチャー)あ、じゃなくてこれで(携帯をポチポチするジェスチャー)」と返していました。
!!ウィキはPCじゃなくて携帯で調べているんですね!!!!
興奮しました!!!!
なんか妙に薄らぼんやりした情報だなと思っていたけど、それは携帯からだったからですね!!!!はあああんかわいい!!!!!

  • ブランコ前のケンカ

珍しくケンカの時ちょっと笑いながらやってた。
全体的にギラギラしてるかんじはあんまなくてワキャワキャ度が高くなってたのは、さすがにもう集中力が低下してるからでしょうか。

  • サンキュー

このフライングの時に、センターステージではジュニアが隊列を組んで曲に合わせてフォーメーション変えながら踊っているのですね。今回はじめて知りました!!!それまで本当に必死に吊るされてる人ばかり追いかけてたんだけど、3バルも3回目なので諦めてステージ見たらすげー斬新な光景が広がってた。いやー、目に入らないってこわいですね。
これはこれでなかなか見ごたえがあるし、全体的にこのサマリーはジュニアの使い方はおもしろいなあと思います。このサマリーを楽しむためにはジュニアでの推しが必要!と思い、誰かいないかとぎろぎろチェキってみたのですが今ひとつ心ひかれる子を探し出せずに終わってしまった。残念。


後半戦だけどまだカウントダウンするほど残り少ないわけじゃないし、疲れがたまってくるころなのかな、というのがありありとわかるサマリーでした。でも、もうそれすらも愛しく思わないではいられない。