半沢直樹#3

半沢直樹第3話を見ました。


素晴らしかった


裕翔くんのファンとしても大満足で、ドラマの視聴者としても楽しめました。心の底からおもしろかったと称賛できる素晴らしい物語でした。
先月号のTvfanで裕翔くんが「3話では、僕が演じる中西くんが一丁前に活躍すると思うので、そこも注目してくださいね」と話していたので3話をとても楽しみにしていました。わたしは原作も読んだのですが、原作での中西くんはあまり活躍らしい活躍はしません。3話のメインである裁量臨店の場面では、質問に窮することがあるくらいで活躍と呼べるようなことはしません。でも「一丁前に活躍」というからには、原作とは違って何か中西くんが活躍するような展開になるはずです。それはどんなものだろうとわくわくしながら楽しみに待っていました。そして放送を見たのですが


中西くんものすごく活躍してた


これは期待以上の活躍です。3話のもっとも重要な登場人物でした!
半沢直樹というドラマは、主人公が上司または取引先などから理不尽な目に遭うところを見せてストレスをためておいて、ドラマの後半でそれらの行為に対して反撃し一矢報いるという枠組みがあります。一気に構図を逆転させ「やられたら倍返し」することで得られるカタルシスと爽快感がいちばんの見せどころです。
理不尽な圧力に対して反撃するのがもっとも重要な場面です。その反撃のいちばんの鍵を握る役を担っていたのが中西くんでした。
これほどに重要な役だとは思っていなかったので本当にびっくりしました。中西くんの機転と勇気こそがトドメの一撃。なんとかっこいい中西くん!
中西くんによって半沢が決して部下を責めないいい上司であることが説明されますし、半沢に影響されて部下である中西くんが成長していくことも描かれています。それらが物語の中できれいに収まり、ドラマチックな展開になっています。物語の中で重要な役であり、なおかつ裕翔くんの持つ美しさと瑞々しさと繊細さと聡明さと正義感を引き立たせるキャラクターであったことにも感動します。
ドラマチックな展開の中で、揺れ動く中西くんの弱さと、覚悟を決めて立ち向かう強さを、繊細に表現していた裕翔くんの演技が素晴らしかったです。中西くんの心の動きがそのまま伝わってきます。表情のひとつひとつに物語がありました。最後の涙は本当に美しいものでした。
中西くんの成長はそのまま裕翔くんの成長とだぶります。実際に裕翔くんも迷い惑い、そして成長していっているのだろうと思います。そこがとてもきれいにリンクされています。
そして裕翔くんのお顔の美しいこと!横顔も真正面からも、脅されてあおりから見る顔もなんとまあ美しいことでしょう。思い悩み憂いを秘めた表情は、裕翔くんの美しい顔をよりいっそう魅力的なものにします。それをたっぷり見せてくれてうれしいです。そして手のアップもあり屋上でたたずむシーンもあってサービス満点です。
美しさを見せるということと、話自体がおもしろいということはなかなか両立することではありません。それが高い地点で両立されていて感動します。裕翔くんによってそのようなドラマを見ることができて本当にうれしいです。

4話5話も楽しみです!!!