とってもお上手

WUのセブン/ベスト対談がえらくおもしろかったです。というかただひたすらに薮がおもしろかったです。自由に泳いでは気まぐれに絡んでくる薮は最強におもしろいです。きっとヘラッヘラしながら喋ってるのでしょうね。それが伝わってきて楽しいです。「そのクセ毛を生かしたスタイリング?とってもお上手」このセリフを思い出しては、あまりの寒さに身も心も凍えそうな時に幾ばくかの暖かさを得ることができます。最高です。
最近わりと多かったやぶひか対談だと、おれらもグループまとめて大変だったよな的な話になってなんだかとってもまともな人のようになってしまってややつまらなかったので、久しぶりに薮の真骨頂が見れて大変満足。いや、実際問題あのふたりがじゃんぷを支えてまとめてるのは真実なんだと思う。最初にじゃんぷコンを見たときも、やっぱりこのふたりは全然プロフェッショナルさが違うわあと感心したし。だがしかし、それは見ればわかるので、ふだんは自由に泳いでは明後日の方角から気まぐれに攻撃を仕掛けて周りを困惑させるかんじでいてほしい。だっておもしろいから。腹を抱えて笑えるから。そういうかんじがベストでいるときに出てくるので、ベストの中にいる薮が好き。それでたまに「うああ、やっぱりふだんはあんなだけどじゃんぷを支えてるのは薮だなあ」って思わせられるのがいいのだ。ふり幅は大きければ大きければいい、は基本中の基本。
天国コンのマイエブがすごく好きで毎回感動してた。本当に薮は真ん中で歌うのが似合う子だなあと思う。大勢いる中で真ん中で歌うのがしっくりくる。そういう何かを持ってる子。でも、いつもそういう真ん中に薮がいるじゃんぷが見たいわけではなく、ここぞというときに切ってくるカードであってほしい。そういうバランスがちょうどいいなと個人的には思ってる。「やっぱそうだよね!そうこなくちゃね!」のためにはあんまりガンガン使ってはいけません。ここぞという場面で持ってくるからこそゾクっとくるのだ。
薮のうざ絡みが「舞台の稽古中だから少ない」と相変わらず薮担をアピってくるひかるくん。これもふたり対談だとかなり重くて若干鬱陶しいけど、ベストの中に入ると成分が薄まってちょうどいい塩梅に。なにごとも濃度やバランスは大事です。というか、最近やぶひかとベストの間を繋ぐブリッジとしてのいのおくんの重要性に気づきました。それまでの歴史的背景もあるし、実際今でもふたり仕事が多くて、ある意味ふたりだけの世界が完結してるやぶひかだけど、じゃんぷなりベストなりに入るとそこまでふたりだけの世界に閉じてしまうかんじじゃなくなじむ。わりとそこにいのおがいるから的側面はあるんではないかと。基本的にひかるにべっとりと絡み、かと思えばなかよく薮とお出かけしまくるいのおくんによってやぶひかだけの世界になるのを防いでいるのではないかと。触媒としてのいのお。そう思うと意外と重要な役割があるのではないかという気がする。というかきっとじゃんぷにおける重要な役割があるのだと信じ込みたい。
ひかると言えば「無難なやつだから!」というツッコミがじわじわおもしろい。先月号で「先生に平均的な男と言われた」というエピソードもじわじわくるものがあったのですが、わりとひかるってそんなかんじかもしれないなあ。何でもできるんだけど、何でもできるがゆえに特徴がないかんじ。そういうかんじのキャラでいってくれると個人的に嬉しい(そう、ひかるにはツッコミどころが足りないのだ)。
ただ、ベスト対談だとありおかくんとゆーやんはそれほど活躍しないよね。ありおかくんはほぼセブンだしむしろそれが持ち味なのでしょうがないけど。ゆーやんは、どうなんでしょう。まあ、ゆーやんもそのうちやまちぃ辺りがおいしくいじってくれそうだから当分適当に泳がせていればいいのかな。
まあとにかく薮が自由に泳げるじゃんぷがいっぱい見たいものです。