さよなら砂の城

昨日わたしは打ちのめされました。
嘆くのも呪うのもこれで最後にするので思っていることを書きます。


じゃにWebのじゃんぺーぱーのページの並び順が変わっていました。プロフィールページの並び順も変わっていました。
それだけのことです。
それだけのことですが、絶望を感じるには十分です。それだけのことでこれほど悲しい気持ちになるのだから、メッセージとしてはあまりに強力で残酷です。ヲタクの心を殺すのに刃物はいらない。あれだけのことで簡単にざっくりと傷つけられる。悲しくて悲しくて泣き叫びたかった。
これだけ書くと、ああゆうと担だから…って思われそうなのでもう少し詳しく書きます。
確かにそれはあります。当たり前です。あれをされて嬉しく思えるほど可虐的な嗜好は持ち合わせていません。
でもそれだけではないです。あれを見た瞬間、こう思いました。
ああ、わたしが好きだったHey!Say!JUMPはもうないんだ。
そういうメッセージに見えました。
わたしが好きで好きでたまらなくて大事にしたいと思っていたJUMPはもうないんだとそう思いました。そのことが本当に本当に悲しかった。去年のドームコンで、冬は薮が欠けた状態でコンサートが催行されると知らされた時と同じ、真っ白になるあの気持ち。こっちが大事にしていきたいと思っていることは事務所にとってはどうでもいいことで、そんなこと簡単に踏みにじられてしまう、それをまざまざと見せつけられた。
わたしは何も「ゆうとりんが一番じゃないなんて><」と思っているわけではありません。少なくとも、トップとかセンターという意味で一番であってほしいとは思っていません。別に何番だっていいです。ただ、あれはずっとJUMPが保ってきた順列だったから。08春コンパンフでナンバーカップまで持って、連載の更新順もあの通りのまま2年以上の時が過ぎて、つい最近FC会員番号まであの通りだとわかったのです。その番号に、意味を見出すなというのが無理な話です。その番号に意味を見出して愛着を抱かせるのには十分な時間があったのです。この前の嵐にしやがれで清原ファンの人が出てきて、今日の席番号が西武時代の背番号と同じ3番だったから嬉しいですって言ってましたが、気持ちはわかると思いました。あれと同じくらいの意味があると思っていました。数字の大小ではなく、その数字であることに意味がある、そういう数字なのだと。
あれが人気順もしくは事務所が推したい順なのだとしたら、とっくに変わっていたはずです。でもそうではなかった。だからこそ、あれはそういうこととは独立で続いていくものだと、そう思っていました。だからあれには思い入れを持っていいと安心していました。
でもそうではなかった。なんで今なんだよって思います。でもたぶん、アルバム出るタイミングで特設ページも作ったしついでに変えとくかということなのでしょう。もしくは、2年前にじゃんぺが週1で7からひとりBESTからひとりの二人ずつの更新から週ひとり更新になったのも6月末なので担当者変えのシーズンなのかもしれません。わたしは推測しかできないけど、どうがんばってもそういうたいしたことない理由しか思い浮かばない。
そういうたいしたことない理由でこんなことされてしまうということが悲しくてしかたない。マネジメントが適当すぎる。こんな風に軽い(と思われる)理由で都合良く振り回されてしまう。ファンがこうあってほしいと願っても、彼らがこうやっていきたいと志向しても届かない。JUMPというグループに対して夢を見て物語を託しては裏切られてしまう。
これで「変わった」ことではなく「変わらなかった」ことに対して失望しているのかもしれません。実質的にこの順序になってることは知ってます。それはだいぶ前のことです。もうこの順番には飽きました。でもこれからずっと続いていくのかもしれない。そして変わったといっても結局は3人の間で変化があっただけで、他の人はそのままだということにもがっかりしています。BESTは平和だからいいねとは思えない。こうやって変わるというなら、変わらないということは変わるほどのイベントが起きていないという意味が出てきてしまう。BESTの場合単純に数字が小さい方がポジティブな意味になるわけでもないけれど、今回のこれがありなら、セブンが1から5でBESTが6から10という今までのお約束だってチャラになることもありえたはずです。でもそれはなかった。それはそういうことなのでしょう。
これはわたしの好みですが、ワントップなりツートップなり、序列が固定されたグループに興味はありません。役割分担ならいいですが、完全にどの方面でも特定の人が目立つという構図にアイドルグループとして魅力を感じません。もっとも憎んでいるのは固定された組織です。そのグループの、いちばん輝く黄金律というものはあるかもしれませんが、それは最初から決まっていたらおもしろくない。あれこれ試行錯誤してそれを見つけ出してほしい。その過程が見たい。まだ若くて出来たてのじゃんぷだから、そういう過程を見られるのだと期待していた。もっとダイナミックに関係性が流動する、そういうグループだと思ってはまったのに。そうならないかもしれない予感が色濃くしてきます。
そういったことで失望するところに、結局この件でわかりやすく被害を被っているのがひとりだけで、それが今わたしがいちばん愛しいと思っている子だという事実は重すぎます。どうしたって悲しい気持ちにしかならない。なにもかも悲しい。


事務所が言いたいことはわかりました。最近は嘆くことばかりだったけれど、もうこうやってJUMPに関して嘆くのはやめにします。
わたしだって楽しい気持ちになりたいので、好きな子だけ見て応援します。それなら悲しいけれど失望はしない。燃え上がるだけです。
JUMPというユニットに対して、最高大好き!!と思うことが、この先あるかもしれません。そうあってほしいともちろん切に願っています。でもきっとそうなるとしたら、今とは全然違うJUMPだと思います。わたしが好きだった今までのJUMPは終わってしまった。そのことは悲しくてせつないです。