星に願いを

七夕ですね。ラジオがないことに絶望したわたしの心象を表すかのように東京の夜は雨が降っています。

テレビぴあのインタビューで七夕に織姫と何がしたいかという質問の答えがとてもおもしろかったです。ずっといっしょにいたいっていうのはとてもかわいいです。だから手漕ぎ舟をあげたいっていう発想もかわいいです。でもその発想に対して、けっこう現実的なんですけど(笑)っていうのに驚きました。
織姫と彦星、つまりヴェガとアルタイルは約15光年の距離があるそうです。ことわっておきますが光年は時間の単位ではなく距離の単位です。1光年は光が1年にすすむ距離なので、約9,460,000,000,000キロメートルです。
手漕ぎ舟で天の川を渡るのはあまり現実的ではないんではないかと思います。
でもそれはわたしの見てる宇宙で、彼の見てる宇宙ではたぶんそれが現実的なんだと思います。当たり前のことかもしれません。なぜならアイドルだから。
アイドルは天の川を船で渡ることくらいできます。虹を飛び越えることもあの空の彼方に行くこともできます。お願いすればきっと月にはしごをかけて登ることくらい簡単にできるんだと思います。
ステージの上でアイドルは空も飛べるし魔法も使えるし王子様にもなれるし勇者にもなれます。あの上では地上とは違う宇宙があります。アイドルとそこにいるファンが同じ夢を見れるなら、そこにはひとつの世界があると言えます。あの上にいるときがすべてではなくても、あの場所にいることが間違いなく彼の生活の一部なら、それは確実にその世界に生きているということです。その中でのリアルはある意味で現実です。
だから天の川を手漕ぎ舟で渡るというのは本当に現実的なんだと思います。
そう思うと果てしなくうっとりしてきました。
わたしがアイドルに求めることは、そうやってファンタジーを確実にそこにあると思わせてくれる説得力です。それがすべてと言っても過言ではない。そういう夢も見せてくれるアイドルになってほしいと思ってます。


ちなみに宇宙をテーマにした科学教養番組はわたしのガチ夢です。ゆうとくんにはぜひハワイのマウナケア火山のすばる望遠鏡に取材に行ってほしいです!!!火山にロケとか!!!!まじ萌えるし!!!!