匣の底には希望があるかもしれない

じゃんぷの春コンの日程が出ましたね。
日曜に発表を見た時は、正直そんなに楽しみじゃないなーと思ったのですが、昨日発売されたドル誌に載ってたゆうとくんがそれはそれは麗しかったので、こんな麗しい男の子を見に行けるなんてなんという幸福!!!とがぜんテンションがあがってきました。


しかしやはり思うところはあります。
じゃんぷに関してもう呪わないし嘆かないと決めているのですが、現時点で思うところを記録しておくことも必要かなと思うので記録しておきます。


withNYCに関しては、まったく愉快ではないしサマリーで感じた苦痛を思うとなかなかに気が重い事実ではあります。関心がないものを見させられるのは苦痛です。横浜にけいとくんが不参加という事態は、本人は不憫だし該当担の方はかわいそうだなとは思います。
でも特に憤まんやるかたないとまでは感じませんでした。
悲しいけれど慣れました。そして悲しいことに、10人のJUMPでやるコンサートだからってだから何?って思ってしまいました。
外周ぐるぐる回って手振ってるだけのコンサートだったら、人数がひとり増えようがひとり減ろうが問題ないじゃん!?


冬コンは10人欠けることなくいてジュニアコーナーもNYCコーナーも少ない純然たるJUMPのコンサートだったわけです。でもその10人のJUMPコンが素晴らしいコンサートでこの10人でやる意味をこの上なく感じるコンサートだったかというとまったくそんなことはなかったです。少なくともわたしにはそれは感じられなかったです。
いいところがないわけじゃなかったし、それはそれで楽しんだのは事実ですが、なんでこんな退屈なことやってるんだろうって思いながら見てる時間も長かったです。退屈だと思ってしまうことも悲しいし、ゆうとくんは楽しそうだからもちろんそれで楽しいけど、ほんとうに心から楽しんでるのか、そうでもないけど楽しみを見出しながらやってるのかわからなくて、わからないことが悲しくて、ちょっとずつ悲しい気持ちが降り積もっていくようなコンサートでした。
10人揃っていたところでそれなんだから、と思うと人数が増えることにも欠けることにもあまり感慨を持てないです。
もちろんひどいとは思います。マネジメントが適当すぎるし、もはやデビュー組と思われてないというか、デビューしてることを悪用されてるとしか思えません。
でもそれも今に始まったことではありません。わたしはじゃんぷというユニットがすごく好きだったけれど、こういう扱いをされることに嘆き続けて嘆き疲れてしまいました。去年の6月30日に絶望し尽くして諦めてしまいました。


JUMPにはそろそろ新しい段階にいってほしいです。こういう扱いをされるということはわかりました。本人たちも重々わかっているはずです。それなら、そろそろこういう状況に適応的になってほしい。どういう状況になってもフレキシブルに対応できて、その状況下で最適なパフォーマンスを見せてほしい。こういう状況をむしろ利用するくらいのことはしてほしい。
理不尽な状況は、つまらないコンサートをするエクスキューズにはならないってことです。
わたしは長いことアイドルをユニットという単位で見てきました。ユニットは最初はただの寄せ集めです。たいていはそれ以前の流れをばっさり遮ってかき集められてきたメンバーです。わたしはその寄せ集めがいろんなイベントを達成していくことによってひとつのユニットとして動き出していく、そのダイナミズムを見るのが好きでした。最初はただの偶然でも社長の気まぐれでも、そのことに自分たちで意味を見つけていってほしい、そう思っていました。
じゃんぷは、気まぐれに寄せ集められたように、気まぐれに引き離されたりする(違うのかもしれませんがそのように見える)。それなら、その理不尽な状況にも自分たちで意味を見つけてほしい。その方がいいなら、別にここをホームにしなくてもいいとすら思います。それもひとつの手段です。もしホームにしたいなら、10人じゃなきゃ成し得ないパフォーマンスを見せてほしい。理不尽さに対抗したいならそれしかない。
オトナの事情で振り回されるのはかわいそうですが、そういう状況下だからこそ、そろそろJUMPとしてそれに負けない意志を見せてほしい。難しいとは思いますが、その気概が少しでも見えるコンサートであったらいいなと思います。