メモ

去年のサマリーに関して思いを巡らせている時はわりとずっと「回転」ということを考えていました。ステージも円形で、フライングもステージ上とバルコニー沿いの二重で出てきて、演出的にも回転が多かったからですが、公演内容そのものだけじゃなく、取り巻く状況なども合わせて考える時に「回転」というキーワードがずっと頭にありました。移動はしてるけど同じところに返っていくというか、回転によって周囲のものが巻き込まれていくというか、そんなイメージです。
今年のサマリーは、見ている時は特に何らかのイメージを喚起されることはなかったのですが、終わってからぼんやりと振り返ってるうちに「落下」という言葉が浮かびました。フライングで上下動という要素が加わったし、ドームではバンジーもあったし、ということで、なんとなく今年のイメージは落下です。転落とか墜落とかじゃなく、単純に垂直方向の移動としての落下。重力に逆らわないこと。巻き込むんじゃなくて滑り落ちていくイメージ。
ということが頭に浮かんだ、というメモです。特にこれをアナロジーとして言いたいことがあるわけでもないんですが、メモしておきたかったので。特にふくらむ話でもなかったんですけど。
サマリーの感想はちゃんと書きたいなあとずっと思ってるのですが、忘却のスピードとの戦いになりそうです。いつのまに10月なんかになったんでしょうか。