パーフェクトアンサー

ジャニショで冬コンのライブ写真が発売されましたね。最初に出てから一週間後にまた追加が出たそうで、どうしたんでしょう年度末の調整的な事情でもあるのでしょうか。事情はなんであれ、裕翔くんがどれもこの上なく可憐で美しいので満足です。
中でも、真っ赤なお衣装を着て、ハート形のサイン色紙を顔の横に掲げてにっこりと微笑んでいるお写真が最高です。そのサイン色紙にははっきりとひとことこう書かれています。
「なます」
知ってはいましたが、こうやってはっきり写真に残るとインパクトが違いますね!あのファンシーなハート形の色紙に「なます」!これからファンに投げて与えるものに書くメッセージとして「なます」。しかも少なくとも同じ面には「あけましておめでとう」も自分のサインもなく、ただ3文字「なます」です。
なにそれ!!!!!!
最高すぎる!!!!!!
正月明けのコンサートで色紙に書く単語としてパーフェクトなチョイスだと思います。そこにはひとつの宇宙があります。
この写真を見た時心からこう思いました。
この人を好きでよかった!!!一片の悔いなし!!!!
裕翔くんは、いつもはど直球に真面目で素直で奇をてらわないメッセージを発してくれて、そういうところがすごくいいなと思うのですが、こうやってたまに、どこからどこを狙って投げているのかまったくわからない変化球を投げ込んでくれることがあって、そこがたまらなくおもしろいです。わたしの、そこを突かれると弱いポイントにどすんとクリーンヒットします。本当にこれをやられるとお手上げです。


しかし、本当になぜなますというチョイスをしたのでしょう。馬刺しのように、いつもそれを好きなことをアピールしている食べ物だったら納得いくのですが、裕翔くんは雑誌などのインタビューで好きなおせち料理聞かれると、基本的に栗きんとんと答えています。それなのになぜかなますです。ふしぎです。でも、栗きんとんだったらさほどおもしろくはないです。好物を書くのは普通だし、栗きんとんではスイーツ過ぎて、ラブソースイートな少年が持ってもギャップはあまりないです。なますという、地味であまり存在感がなく、それでいて飄々とした響きのある食べ物であるからこそ、この世ならぬ美少年が色紙に書く単語として絶妙な不可思議さがあり、シュールレアリズムの絵画のような美しさを生み出します。素敵すぎです。この画を見ると、100回がんばれって言われるより「明日もがんばろう」って思えます。裕翔くんの洗練された言語感覚と、この場面を写真として切り取ってくれた方と売り物として選んでくれたショップ写担当の方に感謝します。