新たな願望

昨日から「理想の息子」のBOXを見始めて、そのことばかり考えているんですけど、あのドラマとそしてメイキングを見ていると、裕翔くんの演技仕事をもっと見たいなあと思います。
これまでもずっと裕翔くんにドラマ仕事来ないかなーと思っていましたが、主な理由は「顔がいっぱい映るから」でした。あのきれいな顔が画面いっぱいに映るなら何でも良かったんです。わたしはもともと芝居というものに詳しいわけではなく、それほど思い入れがあるわけでもないので。でも「理想の息子」を見てから、他の何かではなく明確に、演技している姿を見たいと思うようになりました。
「裕翔くん」としてテレビや雑誌で見せるの表情とも、ステージ上で歌って踊っている時とも違う、作り込まれた表情の美しさってあるのだとはじめて知りました。自分とはまったく違う人物になるために、はっきりと意志を持って作り込まれた表情というのは、特別な魅力があるものです。まばたきひとつも口角の動きひとつもすべて物語を語る道具して意識的に動かしている成果かと思うとぞくぞくします。それらを無意識にやっているのを見るのもたまらない愉しみですが、すべて意識してやっているのを見るのも全然違う楽しみが味わえるものですね。演技することに関して、情熱をかけてあらん限りの真摯さで取り組んでいる姿も本当に美しいです。
裕翔くんがそうやって作り出す表情を、もっとたくさん見てみたいと思います。
裕翔くんに合っている役でも合っていない役でも、おもしろい脚本でも、なんならいまひとつな脚本でもいいので、それと真剣に向き合って、その世界の中で今までと違う表情を見せる裕翔くんを見たいです。
こうやって思えるのも、裕翔くんの演じた浩司くんがほんとにほんとにほんとにほんとにチャーミングで愛せるキャラクターだったからです。こうやって、演じた役に対して愛しいと思えることが本当にうれしいです。それはいい脚本といいスタッフとの出会いで生み出されたのだと思いますが、そうやって運をたぐり寄せてそのチャンスをものにした裕翔くん本当にかっこいい!!
今度は映画とかいいのではなかろうか、外国の映画に謎の東洋人の美少年として出ないかな!と、夢は膨らむばかりです。