まぁ〜かわいい

4月1週目の少年倶楽部で、JUMPメンバー内投票でそのテーマのいちばんを決めるという企画があり、その中の「いちばんこどもっぽいのは」というお題で裕翔くんが最多得票を得ていました。
山田くんいわく「セクシーゾーンの歌の間、裏で曲に合わせて踊っていた」、薮くんいわく「楽屋でかわいくアンパン食べてた」というのがその理由だそうです(山田くんの情報はともかく、アンパン食べてたって別にこどもっぽいことの理由にはならなくね?と思いますが、楽屋でアンパン食べてたとか想像するだにかわいすぎる光景ですし、そんな貴重情報を提供してくれて薮くんありがとうまじで)。
裕翔くんは基本的にこどもっぽいというか無邪気さを過剰に持ち合わせた人です。コンサートなどでも、やたら効果音に合わせて体を動かしたり、銀テープや紙吹雪などの落ちものを体にくっつけたりはたまた周囲にまき散らしたり、小道具を使って遊んだり、水があれば水飛沫をあげたり、MCの時も何かの情報に大げさに驚いたり喜んだりしています。わたしはそういう裕翔くんの過剰な無邪気さを愛してやまないのですが、それもこの1、2年で見違えるほど落ち着いて少なくなってきたように感じます。それはたぶん適応的という意味では良いことなのだと思いますが、寂しくもあります。寂しく思う気持ちに耐えられなくなるので、裕翔くんのそういう側面についてはあえて考えないようにしているくらいです。
ですが、メンバーからそのように指摘されるということは、まだまだ無邪気さ過剰なのでしょう。以前よりもだいぶ落ち着いたのはそうなのだと思いますが、それはあくまで裕翔くん比であって、他の人々と比べると全然無邪気なのでしょう(それを言及しても大丈夫だと周囲に思われる程度には大人になったと判断されてるとも言えますが)。そう思うとちょっと安心したような気になります。本質的には何も失われてはいなかったと思うとうれしいです。おそらくそれが持って生まれた性分なのでしょう。それは素晴らしい性質だと思います。


「こどもっぽい」ということに関して、JUMPのメンバーだと、小さい時の印象というバイアスがかかってる可能性もありそうですが、メンバー以外の人の目にもそう映ってるようです。
シェアハウスの恋人」が放送されていた時に発売された雑誌で、共演の大泉さんが裕翔くんについてこのように語っていました。

中島(裕翔)君は、「まぁ〜かわいい」のひと言です(笑)。第一印象は「カッコいいお兄ちゃんだな」って感じだったんですけど、19歳にしてはあどけないというか、中学生みたいな感じがして(笑)。なんかいじってると楽しいんですよね。僕もいじられキャラっぽいところはありますが、やっぱり40歳のオッサンをいじるよりね(笑)、10代の中島君のほうがリアクションも新鮮ですし、何よりかわいらしいですよね。
(STAGE SQUARE vol.1)

ジャニーズのタレントの人って、こういう時に共演の俳優さんなどから「キャリアがあるから年よりもしっかりしている」と言われることが多い印象があるのですが、まさかの中学生扱いをされる裕翔くん。この描写を読んだとき震えました。共演者の方の目にそう映っているのなら、本当にそうなのでしょう。相当なかわいらしさを振りまいていたことがしのばれます。ジャニーズのタレントが他にいないアウェイの状況下で、多分の緊張感を持ちつつ臨んでいる現場でも「まぁ〜かわいい」と思われるとは、どれだけかわいいのでしょうか。
でもかわいいと思われるのもわかります。共演者に関して裕翔くんはこのように言っています。

共演者の皆さん、あさみさん、大泉さん、谷原さんにも仲よくしていただいたよ。ふと気づいたら「裕翔」って呼んでもらってて、うれしくて、初めて呼ばれた時はボーっとしちゃった(笑)
(duet2013年4月号)

そりゃかわいい
うれしくてボーっとしちゃたって…!!その表現かわいすぎます。そんな風に思われたら、そりゃ「まぁ〜かわいい」って思っちゃいますよ。ああなんてかわいいのでしょう。周囲にかわいいと思われる裕翔くん、という構図にも感動します。かわいい。そして正しい。
それにしても大泉さんの「第一印象は『カッコいいお兄ちゃんだな』って感じだったんですけど、19歳にしてはあどけないというか、中学生みたいな感じ」という形容は、裕翔くんの魅力を簡潔に表してる表現だなと思います。わたしは裕翔くんの持ち合わせている要素のすべてを素晴らしいと思ってしまうので逆に総合的な美点がよくわからなくなってしまうのですが、一瞬でわかる圧倒的な見目麗しさと、純粋で無邪気な内面とのコンビネーション、ここがやはり裕翔くんの一番の魅力であると改めて感じさせられました。


裕翔くんの無邪気さ過剰はふとしたところに現れます。先ごろ発行されたファンクラブの会報でジャニーズワールドにまつわるインタビューが載っていました。責任感とプロ意識を持って毎日舞台に臨んでいたと語っていてそこは素直にかっこいいのですが、その中におもしろい言及がありました。。「自分の楽屋では主にどんなことをして過ごしましたか?」という質問に対し裕翔くんはこのように回答されています。

自分の楽屋では主にどんなことをして過ごしましたか?:スティックとパッド、MUSIC、輪ゴム飛ばし
(会報17号)

輪ゴム飛ばして…!!!
「スティックとパッド」も質問の回答としてはずれているのでなんだそりゃと思いますけど、まあたぶんそれを叩いていたのだと推測できますけど、それらと並列に「輪ゴム飛ばし」って。さらっと書かれていて最初見過ごしていたのですがなかなかに趣深い回答です。こういうことをさらっと言っている裕翔くんのあくまでナチュラルな無邪気さに興奮します。


裕翔くんはこのまますくすくと育って少年の心を持った大人になってほしい、と切に願います。ただ、裕翔くんの性質を考えれば、その点は大丈夫なのかなと思います。むしろ、「こどもっぽさ」を武器であると意識すると逆にこどもっぽさとは離れてしまうので、あまりそこにはこだわらないでほしいとわがままなことを望んでいます。