裕翔くんの好きなところ28:「すっごい」と言うところ

裕翔くんが喋るとき、「すごく」というのを「すっごく」「すっごい」と言うのが好きです。
自分の思ってることや感じていることを伝えたくてたまらない、そういう前のめりな姿勢が表れたようなその喋り方です。特に、自分の好きなことを語る時に「すっごく」「すっごい」という言い方をよくしています。
たとえばこんなかんじで、おいしかったことを表現する時によく使っています。(すべてラジオの書き起こしから)

一回行ったイタリアンで、分厚く切った生ハムを、いっぱい出してくれたんすけど、生ハムって薄くスライスするイメージがあるけど、あれって分厚く食べてもおいしいなーと思いました。ローストビーフじゃないけど、そういう感覚に似て、すっごいおいしいんですよ、もう。噛めば噛むほど!!(UltraPower2013/3/13)

「焼き芋おいしいよね。今流行りの安納芋がおいしい」「あのすごいおいしいんですよ。まっ黄色で、中。すっごいほくほくしてて。で、糖度がすごいあるんですって。ねっとりしてるし、すっごいおいしいの」(UltraPower2010/10/13)

音楽について語る時もよく使っています。

ドラムをやってて楽しかったことよかったこと。ドラムやってる時がもう楽しいですからね。リズム取って、体がそのうち揺れてくるんですね。そうするとほんとに、体全体でリズムをとれるんで、もうすっごい楽しいんですよね。で、曲によって難しいフレーズとか出てくるんですけど、その難しいのを、練習してがんばってできた時の、達成感、 ていうのもありますし。おもしろいことだらけだと思いますよ。ぜひやってほしいです。(UltraPower2013/03/11)

アート・ブレイキーっていう、有名なドラマーがいるんですよね。その人がやってる、バンド。アート・ブレイキーアンドジャズメッセンジャーっていう人たちがいるんですけど、もうすっごい好きですね。有名な曲でいうと、モーニンていう曲だったりとか、あれがすっごいかっこいい。(UltraPower2012/06/18)

裕翔くんがそうやって、「すっごい」と強調しながら自分の好きなことを語る時の語り方が好きです。それは自分についての肯定であり、この世界についての肯定だと思います。そうやって話すのを聞いている時が幸せです。