新春勝詣1月3日2部

お正月は横アリに勝詣なるカツンさんのイベントに行きました。
一時期は正月休みと言えば横アリ通いであったというのにそれも今となっては昔の話。と寂しくなっていたところに横アリイベントのお知らせ!それだけでテンション上がります。
どうやらコンサートではなくファンミーティング、という情報を得たものの、はてさてファンミとは一体??まったく想像つかないままふらふらと行ってきました。


で、何がおこなわれていたかというと。

  • 横アリ1階ロビーには外からも見られるほどでかい4人の写真。袴姿。歌舞伎みたいなかんじ。そして入場すると座布団(紅白のストライプでめでたい模様)とカード(質問と楽曲リクエストのカード、絵馬など。デザインがすごくかわいい)をくれる。
  • 一階(センター+アリーナ席をつぶして平地にしてある)には外周にぐるりと展示物。むかしの写真、コンサートグッズ、私物、衣装などなど。私物展示見たかったけど、並ばないと見られなくて見そびれてしまった。残念。
  • 一階の真ん中には小さめの四角いステージ。これがイベントで使うステージ。それを取り囲むように長椅子が客席として設置されている。四方に行く花道あり。ステージの上には四面の巨大モニター。
  • 二階ロビーにはアトラクションと物販。輪投げやボールすくい、ひもくじなどのアトラクション、観光地によくあるようなかんじのメンバーの写真と一緒に写真撮れる写真パネルコーナー、ホットドックや雑煮などなど食事の出店なんかが二階ロビーにずらりと。友だちが食べてた雑煮には、海苔に「新春勝詣」のロゴがプリントされてある。こんな風にこのロビーを使うとは!新鮮だった。しかしアトラクションも物販もとにかく並ばないといけない。時間にも体力にも限界あるから全部を楽しむことはできない。
  • あと、見てないけどカウコンのセットの展示もあった模様。
  • 開場してからイベントが始まるまでの間に、年末のカウコンのリハーサル風景のダイジェストVTRがモニターで流れる。そして、本人たちの楽屋から中継もあり。客席の様子をモニターで見て、うちわのメッセージをいじったりリクエストに応えたりする。ここもひとしきりファンとの交流な感じ。
  • そして開演。メンバーは外周側から登場して、羽織袴でそれぞれ口上を述べてメインステへ。
  • そこからちょっと喋って、メインイベント借り物競走へ。くじ引きで2チームに分かれ競争(この回は亀上田チームと中丸田口チームに)。ブロックと物がスロットで指定され、そのブロックにいる人から借りてくる。負けた方が罰ゲーム(中丸田口チームの負け)。借り物競走+その答え合わせ+罰ゲーム、これがメインイベントでファンミのほとんどの時間がこれに割かれる。
  • その後私服風衣装に着替えミニライブ。

というかんじ。


前の日のレポから、ファンミがほぼ借り物競争という情報を得ていて、「それおもしろいのか…?」とじゃっかん疑問だったんだけど、実際見たらすごいよくできた企画だった。これやると、ゲームしてる間ずっと客席の中をうろうろすることになる。それはつまり物理的にファンの近くに行くってこと。ファンの近くに行くっていうのはファンミのひとつの目的だろうけど、それをただ練り歩くだけでは単調だし、近くない席の人にはつまらない。でもゲームにしてるから、単調じゃなくなって飽きずに見れる。しかもまあカツンの人たちがそれぞれに負けず嫌い全開でがんばるから楽しい。
客の近くに行くことも達成できて、ゲームやってわーわー言ったり悪ふざけしたりする姿も見ることができるという、すごい合理的な企画。考えたな〜と感心。罰ゲームも、過去の雑誌発言の朗読というファンにはたまらないやつだし、その意味でも気が利いてる。罰ゲームが身体的につらいやつとか、それファンは見たくないもんね。
なにより本人らが楽しそうにやってたのが良かった。テンション上がりすぎなかめなしくんかわいい。ガチに走りまくる上田くん敏捷。ゲームに負けてテンション落ちすぎな中丸くんはおもしろい。田口くんが意外と進行任されるところがあったのが新鮮だった。


以下、イベントでのできごと。

  • 着ている袴にはそれぞれ家紋が入っているという話から「家紋入っているんです。家紋。カモンカモンカモンベイビー♪」とご機嫌でフォーチュンクッキーを歌い出す亀。振り付きでサビをまるっと歌う。ロングバージョンだったらしい
  • 借り物競争、赤情熱チーム田口中丸、青頭脳チーム亀上田。頭脳チームということで「頭いいとこ見せようぜ!」と「2×2=4!」「4×8=32!」と九九を叫び始める二人。そしてちょいちょい間違えるというオプションつき
  • 借り物競争前。戦略会議タイム 中丸「勝つためには、とにかく回転率を上げることですね」田口「回転率、いつ上げるの!?」中丸「始まってからですね。今じゃないです(バッサリ流す)」
  • 中丸くんが借り物でゲットした大吉おみくじ、借り元のブロックが違うという理由で物言い。それを客席に確認しにいった後、「だまされた。ハイフンにもいい人と悪い人がいる…」と呟きながらとぼとぼ戻る。そしてこの後何度も「あれがブロック違いでなかったら勝てたのに」と嘆く
  • 質問コーナー。『おうちの雑煮はどんなのですか』皆すまし汁の普通の雑煮。中丸くんだけ「うちのは澄んでない。味噌…なのかな?」とのこと。『アイドルじゃなかったらどんな仕事してたか』田口パイロット、上田弁護士、亀野球部のマネージャーの夫、中丸「あと30分ください」
  • 質問コーナー『80になってもカツンですか』これで亀が「おれらは80になってもやるけど皆来てくれんの?ステージ出たらお客さん4人とかやだよ」と。「タイガースさんとか最近東京ドームでやったりして、ああいうのかっこいいと思う」って言ってたけど、そういう往年のアイドルも意識したりするんだね。
  • 中丸くんが「解散しないでずっとグループを続けていくという道を、スマップとか先輩方が切り拓いてくれて、その道をついて行くことができるから感謝してる」って言ってたな。それは幸せなことだけど、過酷さもあるんだろう
  • 歌は、僕なりの恋、BLESS、はかない指先、4U。先の3曲はステージの4隅にそれぞれ立って歌う、一曲ごとに立ち位置移動。最後は外周に散る
  • 中丸くん挨拶「ツアーやりたいと思ってます。こういうイベントよりライブの方が自信あるのでぜひ来て下さい」(『イベントも楽しいけど』って高速で他の人々にフォローされてた)
  • 最後の三本締め挨拶かめなしくん「皆様のご健康とゴタコ……合ってるよね?(『ご多幸』ということばの読みが不安で、客に向かって確認)ご多幸を願って」 ご多幸がわかってないかめなしくんかわいい。アイドル元気でバカがいいねやっぱりね!


なんか不思議なイベントでした。ファンミというものに初めて行ったし、展示とイベントという形式も斬新すぎた。
展示も楽しかった。私物が遠巻きにしか見れなかったけど、写真と衣装は見れた。写真ほんとすごい懐かしかったし、かつんのデビュー前からデビュー後数年の勢いってやっぱ凄まじかった、もう圧倒的にかっこよかったし、強そうだったし悪そうだったし、まさしく誰も止められない勢いがあった、ということをまざまざと思い出した。そして、間近で見たかつんの衣装が豪華すぎておののいた。遠目でも豪華だけど、近くで見るとほんとすごい。布地自体が厚みがあって織りも複雑で、デザインも凝っててキラキラしたのとかジャラジャラしたのとか装飾もめっちゃついてる。重そう。かつんの一着の衣装代、絶対じゃんぷ9人分より高いと思う。
借り物競走も楽しかったし、おもしろい体験だった。だがしかし、これにコンサートと変わらない値段というのは果たして適正価格なのか?という点に関してはじゃっかんの疑問も。いや、細部まで凝ってるしお金かかってるのはわかるけど。
というか、やっぱコンサート行きてえなあ!って思うね。わたしはカツンに関しては、担当を宣言するような重さで見たことはないけど、1stコンサートからほとんど見てるぬるーく長いファンで。6人時代のギラギラして尖ってた頃とか大好きなんだけど、今4人になって、6人(または5人)の時代をちゃんと踏まえてその歴史の上にこれからやっていこうって心意気が感じられてよかった。4人のカツンは結構バランスいい気がする。なんかさっぱりしてる。バランス良く見えるように本人たちがバランスを調整してきたのかもしれないけど。圧倒的にかっこいいカツンというのをライブで見せてくれそうだなって思ったから、今後が楽しみ。