裕翔くんの好きなところ75:芝居に対するやる気

裕翔くんはお芝居の仕事に対して情熱を持っています。
2012年、「理想の息子」への出演が決まった時はこのように言っています。

ドラマは久しぶりで、ずっと芝居をやりたかったので本当にうれしいです。ただずっと芝居をやりたいと言い続けてたせいか、周りに「期待してる」と言われて、微妙にプレッシャー(笑)。でもその期待に応えたいなと燃えています。
(TVLIFE2012年1月)

この時は裕翔くんがやりたいことができるようになったことが本当にうれしかったです。「燃えている」と真っ直ぐに語る裕翔くんがまぶしいです。そして期待に応えて、マザコンでヘナチョコだけど憎めない浩司くんというチャーミングなキャラクターを作りだしました。
今年の冬の「シェアハウスの恋人」の出演もきっとうれしかったと思います。こちらは役作りになかなか苦戦したようです。

凪は母代りに自分を育ててくれた姉を心配しすぎて余計なことをやったりもするけど、普通の感覚を持った大学生です。でもこれが意外と難しくて。(中略)普通を演じる大変さを痛感してます。
(TVLIFE2013年2月)

苦戦しながらも、物語を引っ張る重要な役をやりきりました。この現場で共演者の方々にかわいがられ、いろいろなことを学んだようです。

芝居について考えるのが、いますごく楽しいんだ。ドラマ「シェアハウスの恋人」で共演させてもらってる大泉洋さんと芝居の話をして、いろんなタイプの役者さんがいるんだなってわかったの。オンエアを見ると、オレの演技はまだぎこちない。性格上、うまくできないと“ヤバい、どうしよう〜”ってあせったりすもする。けど、あせって上手になるわけじゃないから、ゆっくり学んでいけたらいいな。そのために映画もたくさん見たいね。
(duet2013年5月号)

「芝居について考えるのが楽しい」と思える手ごたえを感じたのでしょう。さまざまな刺激を受けて、裕翔くんの向上心に火がついたのです。
そしてここにきて「半沢直樹」という超大御所揃いのドラマで、銀行員というまったく新しい役がきたわけです。
始まる前は、やる気というよりとにかく緊張してるということでしたが、最新のJUMPaperによると、

この期間じゃ学びきれないほど色んな経験をお持ちの方ばかりで!!
まだまだこの現場で色々学びたかったです
ますます芝居が好きになりました

ということです。
裕翔くんが芝居に対して情熱を持っている時に、それとうまくかみ合う仕事が来たことがすごくうれしいです。それは幸運ではなく、裕翔くん自身の力でたぐり寄せたものだと思います。
ドラマの中で、JUMPの裕翔くんとは違う表情をもっとたくさん見てみたいし、ドラマの現場で、たくさんのことを吸収して大きくなっていく姿ももっと見たいと思います。お芝居への情熱を、絶やさず燃やしていてほしいです。