シェアハウスの恋人#4

シェアハウスの恋人4話です。3話でだいぶ不安になってきましたが、4話はだいぶまし、いやちょっとおもしろくなってきました!アラサー女の鬱屈と日常を描くドラマではないんですね。それがわかったらすっきりしました。
今までよくわからなかった登場人物のキャラがちょっとずつ見えてきた、というか、こういうことを言わんとしてるんだろうなという意図が多少つかめてきました。凪くんは男女交際に関してコンサバティブな考え方を持っており、それが周りからはへたれと思われる、ちょっとおちゃめなキャラだったのですね!そこを把握したらだいぶ見やすくなりました。キスもしてない彼女とお姉ちゃんの同居人に嫌がらせするために団地妻のDVDチョイスするとかどんな関係だよ、と思わなくはないけど、そこはあんまり深く考えないようにします。
ああ、しかしつきあってる彼女とキスもしてない清廉で高潔な凪くん!あの完璧に麗しい容姿にしてそんな高潔な精神をお持ちとは、まったくもって普通の大学生ではありません。
まったくもって普通ではなく、地上にいることが信じられないくらい美しく可憐な存在にして、ドラマの主要登場人物として物語を回す役目を持つ凪くん。そんな凪くんを演じる裕翔くんを見ることができるとか素晴らしいですね!!!!
女慣れした大学生だと思ってたから萌えの方向性の軌道修正をする必要が生じましたけど、それがわかれば大丈夫です。ああなんてファンタジック。
凪くんはおしゃれさんでどのパターンのお召し物も最高にかっこいいので見ていて楽しいのですが、今回は学芸会の学生スタッフの安っぽい緑のジャンパー姿までありました。だせー服装もまた着ている人の美しさを引き立たせるものですね!すてきでした!
そして立ちはだかる問題に困惑し悩み、その後決然と意志を固め一歩を踏み出す、そのひとつひとつの表情が本当に美しく、せつなく胸に迫りました。作りこまれた表情を堪能できる、ドラマって素晴らしい仕事ですね。


以下、凪くん出演場面のメモ。

  • 本屋でデートする凪くん。インテリさんだね。ジャケットからパーカーのフードをのぞかせる凪くん。ほんとにおしゃれさんで眼福。
  • てゆうか、他の男と当てつけでキスしてんの見た後に何一緒に本屋来てるの?そこまでの経緯が謎すぎる。
  • カオルの顔をのぞきこむ顔の美しさ。
  • 「おれはそのことでカオルと話す気ないから」という時、カオルちゃんを見たり下を見たり視線が泳ぐのが素晴らしい。凪くんの動揺がよく伝わってきます!
  • シェアハウスの庭の窓からぴょこんと登場される凪くん。玄関から入ってきたり窓から入ってきたり、この家の構造がいまひとつわからない。だがしかし窓から登場されるのが妖精さんすぎてかわいいので構わない。
  • 姉を怒らせ「ぶつわよ!」と言われ「どうぞー」と憎まれ口叩くと鬼用の金棒でバシッと殴られる。このくだり、すごいドラマっぽい!お約束だけど小気味いい。ドラマに出てるんだなあと感動する。「どうぞー」の言い方がキュート過ぎる。
  • 福くんが登場し、子ども好きスキルを発動させる凪くん。かわいらしい。「かわいーなーお名前は?」って、凪くんに会ったら凪くんに問いかけたい。ハチマキ巻いてあげるのかわいい。
  • 桃太郎の練習に付き合いながらお姉ちゃんに恋愛相談する凪くん。ずいぶんと複雑なダブルタスクをこなしますね。
  • 「カオルがおれの前でしたんだよ」って、キスともチューとも口にしない敬虔な凪くん。しかしそのせいでむしろやらしいよ。「おれともまだしてないのに」って!だから凪くん、するとかしないとかその語彙はよろしくないよ。いや、いいよ!
  • 「おれが、そういうのすごい大事にしたい男だって、姉ちゃん知ってるでしょ?」ああ、何という清廉な凪くん。まったくもって普通じゃない。
  • しかし「姉ちゃん知ってるでしょ?」って、そんなの知ってる前提とは何たる仲の良さ。このお姉さん、シェアハウスに来る前も一人暮らしだったけど、いつまで実家にいたのだろう。いつまで凪くんと一緒に暮らしてたの??19才の凪くんが「そういうの」関連の話するようになるのってこの数年の出来事だと思うんだが、最近まで実家にいたんだろうか。てゆうか、凪くんは今実家なのそれとも一人暮らしなの?この姉弟のこれまでの事情が謎である。
  • 「兄弟そろってパッとしないわね」凪くんがパッとしないキャラだということをこのセリフで初めて認識。全然パッとしないように見えなかったので知らなんだ。
  • こたつで勉強を見てあげる凪くん。ああその横顔のなんと美しいことか!!
  • 子どもを寝かしつけてる凪くん。ああその横顔のなんと美しいことか!!
  • 「おれどうすればいいかな?」とお姉ちゃんに聞く凪くん。凪くんが何に悩んでいるのか今ひとつわからないけど、しょんぼりする凪くんかわいらしいからいい。しょんぼりしていることが全身から伝わってくる立ち姿がかわいい。そして玄関から帰っていく妖精さん
  • 学生ボランティアとして学芸会のお手伝いする凪くん。安っぽい緑のジャンパーがこれまたよくお似合い!!
  • 聞こえるように嫌味を言うカオルちゃんカオルちゃんは何なの、手を出してこないことが不満なの?それを「根性なし」と表現するの??
  • とりあえずこの辺りで凪くんはへたれキャラらしいということを把握。キャラ設定を把握するのが難しいドラマである。
  • 桃太郎のお芝居。火山の噴火を表すべく山の後ろで扇風機を回す凪くん。炎の赤いライトに照らされる凪くんまじで美しい。
  • 福くんのがんばりを見て自分も決意を固める凪くん。決意を固める表情が息をのむほど美しい。この表情はたまらなくいい!裕翔くんはもちろんどんな表情でも美しいけれど、決然とした意志を持った時に最高に美しくなります!!!ここをゆっくりとしたアップにしてくれて本当にありがとう!!!
  • しかし、視線を動かす凪くんのアップ、浮気相手横顔、また凪くんのアップ、というこの一連のシーンを繰り返し繰り返し見ていたら、凪くんがこの浮気相手の男の子に熱視線を送っているような気になってくる。手前のカオルちゃんをすっ飛ばして浮気相手の方にピントが合う画だから、こっちの男の子に心ひかれているかのようだ。このドラマの本筋的に、もしかして意図的なミスリード…??いや、まさかそんな。
  • 学芸会後、バスケ倉庫で浮気相手の男の子と対峙するシーン。「おたく様はカオルと、どういう関係?」と日本語カタコトになる凪くん。こういう緊張しいな子なんですね!何とまあかわいらしい!!
  • 「カオルとつきあってる」「おれはあいつを、とても大切に思っている」「だからとにかく、あいつに構うのはやめてくれ」これらのセリフを裕翔くんが言うとか素敵な時代です。
  • 「なんかうざ。今どきそんなのはやんなくね?」と言われて「大きなお世話です」と返す凪くん。ちょっと眉根を寄せて困惑と決意の入り混じった表情。ああ何とかわいらしい!!こんな表情豊かになったなんて!!!感動。
  • しかし「今どきそんなのはやんなくね?」っていうセリフの今どきじゃなさが半端じゃない。
  • 学芸会とか凪くん出番ないかなーと思っていたけれど、がっつり出番もあったし凪くんが一歩を踏み出す重要な場面であった。本当に主要キャスト!!すばらしい!!
  • 次回予告、ツリーハウスでお手紙を書く凪くん。あああああなんと幻想的で美しい映像でしょう!!!このドラマ、幻想的で美しい画面を作り出すことにかけては天下一!!!
  • そういえば、スタンドバイミー、サザエさんときたから既存作品を例に出すセリフがシリーズ化されるのかと思ってたけど、そういうわけではなかったね。桃太郎…がその役割なんだろうか??