ジョージくんの本棚

長丁場のシーラヴも残すところあと1週間とな!早い!!あの幸せ空間がなくなってしまうと考えると今から寂しい。つーか薮のガラスの10代があと1週間とか!!信じられん!!!
それはさておきジョージきゅんは読書家ですよね。というわけで、劇中に出てくる作品をリストアップしてみる。これ、冬休みの宿題的に読んであらすじと感想もあげたかったんだけど、まったくもってできなかった。
もうネタバレとかいいかな?一応たたんでおこうか。

こんなもんかな?ジョージきゅんは純文学がお好きですね!


アンナ・カレーニナ』は高校生の時に読んだ。美貌の人妻アンナが青年将校ヴロンスキーと恋に落ちる話。逃避行したりまた戻ったりなんやかんやあって、結局アンナはプラットフォームから列車に身を投げてしまいます。傷心のヴロンスキーは戦争に行くんだっけ?いや、この途中のなんやかんやが異常に長くて正直よく覚えてない。ひとりの台詞が延々10ページくらい続いたりするし。しかもロシアの農奴改革について。さすが大河小説。途中から読み終えることだけを目的に読んだよね。ぱらぱらっと見返したら、アンナとヴロンスキーが出会うのもヴロンスキーがママを迎えに来た駅のプラットフォームなんだった。あと、妻の不貞を知ったカレーニンがピストル自殺図って未遂に終わったりするエピソードもあった。この辺は微妙に伏線になってるとも言えるのかな。
「幸福な家庭はすべて似通ったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが異なっているものである」この有名なフレーズはこの物語の冒頭部。
しかし、プラットフォームというプラットフォームがアンナが身を投げたあのあのプラットフォームに見えるとか、それけっこうやばいと思うよジョージきゅん^^。こわいよ。お疲れなのかなジョージきゅん。そらそうか。ああ、あの場面のジョージきゅんのかわゆさは異常だった。どの場面のかわゆさも異常だったけど。この後玄関とクロゼットの扉間違えるあのシーンが来るかと思うとぞくぞくするし。
ちらっとしか出てこないけど『赤と黒』は個人的にジャニヲタとして推せる古典なので読んだことない方は一読されることをお薦めします。なにせジュリアンは美少年だし。女の子と見間違えるような線の細い美少年だし。家庭教師先の奥様と不倫するし。それがばれて神学校に送還されるし。でもこっそり会いに来てくれるし。しかも窓に梯子掛けて上って来てくれるし。ああ、うっとり。
そういや、前読んだ本に、ロシア文学作家は短編書く人(ツルゲーネフとか)は美男子で、長編書く人(トルストイとか度負とエフスキーとか)は不細工だったって書いてあった気がする。スタンダールも不細工ですごいコンプレックスあって、自分の書く小説は主人公が絶対に絶世の美男子設定だったらしい(『赤と黒』の解説にそんなんあった気が)。これ、けっこう大事な場面に関係する情報だよね。しかし、あのへんからほんと急展開で意味わからんかった。かわいいからいいんだけどさ。