2010JUMP代々木メモランダムその1

行ってきましたよ、じゃんぷ春コン代々木。4日1部以外の3公演に入ってきました。
感想でも書きましょうか。あ、セトリとかレポとかそういうものはないです。悪しからず。


えーと。感想……。難しいな。
初日終わった後話してたことだけど、じゃんぷエラいなって思ったよ。新曲もないし、前のコンサートから3ヶ月しか間空いてなくて、それでも知恵絞って新しいの出してきて、いっぱいいろいろ考えたんだろうなって思ったよ。なんつーか、きっと「はい!ここはこうした方がいいと思います!」って学級会的な打ち合わせしたんだろうなって。たぶん冬コン見たファンから「かっこいいJUMPも好きだけどかわいいJUMPも見たいです><」みたいな反応があったりしたんだろうね。知らないけど。それで今度はかわいいのにしようっていっしょけんめい考えたんだろうね。そんなかんじがしたよ。そういうのはね、エラいなって思うよ。
でもさあ別にエラいなあって感心したくてコンサート行ってるわけじゃないんだよ。
つーか、文化祭クオリティなんだよ!!
演出とか構成とかが素人くせえんだよ!!
前回の冬コンでも思ったけど、アイディア自体は悪くないんだよ。この前のはがっつり踊って魅せるコンサートで、今回はオモチャ箱ひっくり返したみたいな楽しいコンサートにしたいんでしょ?わかったよ。どっちも悪くないと思うよ。でもそれが全然パフォーマンスとして落とし込めてない。ただの思いつき以上になってない。安直なのだ何もかも。オモチャ箱ひっくり返した感はわかったけど、いいよオモチャと遊ばなくて。曲の演出で見せてくれよ。小芝居とかもいらないよ。退屈なだけだよ。いや、もちろんダンスとか練習したんだろうなって思うけど、それが今ひとついきてない。場面場面ではいいのもあったんだけど、いかんせんそれぞれのつなぎ方が異常に悪くてぐだってるところ多いし、ひとつのコンサートとしての盛り上がりがさっぱりない。
JUMPはみんなかわいいし、やっぱりわたしJUMP好きだなって思ったし、10人でJUMPだって思って考えたんだろうなって感じたしそれは嬉しいんだけど。それだけでは足りないのだ。コンサートにはプライスレスな感動を求めているのだ。それにはちゃんと練られた構成と演出が必要なんだ。ひとつの物語が必要なんだよ。だから全然物足りなかった。
なんかねえ。冬コンは選曲がことごとく好みじゃなくてそれがテンション上がらない理由かなあと思ったけど、今回は選曲自体はけっこう好みだった(BESTコーナーは除く)。でも全然テンション上がらないから、そういう理由だけじゃなかったなあとしみじみと思ったよ。演出って大事だ。
いいところはあったんだけどね。パジャマ着てお布団もかわいかったし。なんでオープニングでやるのかわかんないけど。StarTimeとかあのセンターの中華テーブル風ステージうまく使ってきれいにまとめててすごい好きだったよ。ちょっと泣いた。コンサート終盤でやるようなかんじだったけどね。Your Seedとかもね。かっこよかったよ。なんで終盤の盛り上げ曲の後にやるのかさっぱりだったけど。全般的に「なぜそれを今…?」が多かったなあ。あと「その曲をその演出はもう飽きたぜ…」も多すぎる。ファンサでスク革とかさ。あと、もはやス・リ・ルは飽きすぎて憎しみしか感じないww
まあさ、インターバルなかったってことも、本人たちもそうやって興行連発されるってこと知らずにやらされてるってことも知ってるから、「ふざけんな!」とは思わないし、だからこそ「えらいな」って思うんだけど、でもやっぱりコンサートだからさあ、こっちだって金と時間を費やしてるわけだから、いろいろ求めてしまいますね。じゃんぷに対してっていうか、中の人というかコンサート作るスタッフ含め制作チーム全体に対してね、もっとなんかなかったのかなって思ってしまいますよ。
全体的な感想はそんなかんじです。