滝翼コン東京ドーム 感想

もう一週間経ってしまいましたが、行ってきました、東京ドームで行われた滝つコンに。土日と行われましたが、わたしが行ってきたのは9日の日曜の公演のみです。
滝つ10周年ということで、アナウンス通り後輩グループのたくさん来た、コンサートというよりイベントっぽい催しでした。楽しかったです。
わたしは、滝つに関してはさほど明るくなく、現場は去年一度行ったきりで、裕翔くんがバックについていた時代というのもリアルタイムではほぼ知りません。それでも始まった当初から少年倶楽部という番組の熱心な視聴者であり続けているので、滝沢さんと翼さんという二人の存在の偉大さは多少わかっていますし、聞けば懐かしい曲もたくさんあります。そんなかんじなので、メジャーなシングル満載でジュニアもわっさりのイベント的コンサートは楽しかったです。
楽しかったけど、コンサートとしてはちょっと散漫な感じがしました。ゲストが結局後輩だけだったゆえそこまでの豪華さはなく、華を添えるゲストなのか主役を引き立たせるバックなのか扱いがちょっと微妙で中途半端な感じはしました。「10周年」を謳うわりに、この10年のふたりの歴史的なものもあまり見えなかった気がします。滝つというのは、2人で閉じた世界じゃなく、上にふたりが乗っかったジュニア含めてのプロジェクトだと思っているので、そういう意味で「ふたりの世界」を押し出しづらいのかもしれませんが、それならもうちょっとジュニアの使い方とかで滝つならではのものを出してほしかったかなと思います。悪かったわけじゃないんです。ただ、滝つだったらもっともっとど派手で圧巻なやつできたんじゃないの?だってタッキー&翼だろ!?って思っただけです。
最初のシングルメドレーとか、山手線外回りとか、簡単な振りでわっさりといるジュニアが一斉に同じ振りするのはとてもよい光景ですね。ジャニーズっていいなとしみじみと思います。見ごたえあったのは翼さんソロ。ふぉーゆーとかトラジャがバック付いてがっつり踊りで見せるのがかっこよかったです。ダンスで見せるってこういうことかとシンプルながらストレートに提示されていて感動しました。あと、「To be or not to be」はおもしろかったです。エビキス関ジュあたりが滝側と翼側にぱくっと二手に分かれる、その振り分け方が味わい深いし、その彼らが一心不乱に踊っている図はなかなかに華やかでした。
このあたりが、JUMP登場までのコンサートの感想です。懐かしいなーとか思ったりまったりと楽しみながら見てました。しかし、やっぱりJUMP登場までが長かった…!JUMPが登場することなくMCに突入した時は「あれ…??」と思いました。いや、MCでふみきゅんとかが嬉しさでしっぽぶんぶん振って思い出話したりしてるのおもしろかったけども。ゆうまくんの異常な寵愛の受け方とかもおもしろかったけれども。でも待たされてるから長い…!!
スパデリでJUMPが出てきたのは、開演してから約2時間後でした。裕翔くんの姿を見たとき、「砂漠に現れたオアシス!」と思いました。まったりと見るモードになっていたところに裕翔くんが現れるとびっくりします。何この今まで見たことのない美しい景色は!いや、でも何かとても懐かしい気がする…!みたいな不思議な気持ちがしました。
それ以降は、裕翔くんがかっこよかったことしか覚えていません!!!!!

  • スパデリを歌った後いったんはけて、その後屋良くんタイムや山Pタイムを挟んだ後、バンド曲タイムに再び登場される裕翔くん。JUMPバンド(キーボードはいのおじゃなくてナカケン。光もいなかったしもはやあまりJUMPバンドではない気もする)がバックに。この布陣でサムライ、カミラタマラ、あともう一曲(曲名不明)。夏コンMCの白シャツ白パンツに黒のベストのあの衣装。これ本当にかっこいい。裕翔くんがドラムセットにこの衣装で現れた時「やばい!かっこいい!!」と思わす叫んでしまい、周囲の2、3人に振り返られてしまった。
  • ドラムはいつもと太鼓の配置が違う。ワンタムっていうのかな?タムの少ないバージョン。そしていつもと違う曲だと当たり前だけど叩く動きも全然違う。これがすごく良かった!かっこよかった!サムライ序盤でスティック回しながら叩くのかっこよかった。そしてカミラタマラがすごいリズム早い曲だからめっちゃ激しく叩く、これがまたかっこいい。もっとこういう激し目な曲もやってほしい!ドラム3曲目(カミラタマラの次の曲)、最初のところハイハット?直してて叩いてなかった。ネジでも緩んだんだろうか。
  • とっつーが絡んできたり、いつもとまた違う面々と楽しそうにしてるのが見れた。このバンドコーナーが予想外に楽しかった。
  • バンドタイムの後はリアデラ。デビュー組はひとりひとり名前を呼ばれて立ち位置につくシステム。卒業式みたい。呼ばれる順番がかなり後の方の裕翔くんかっこいい。てゆうか、他の人ほとんど真っ白な衣装の中、裕翔くんはベストが黒くて目立つ!!この衣装作ってくれた人に感謝しかない!そしてリアデラの立ち位置にびっくりしました。あんな中央の方に位置どるとは思わなくて一瞬見失いました!はあああ!良かった!ほんとに良かったね!!!!と感動。
  • リアデラって実はあんまり知らないんですけど、わりと珍妙な動きが入る独特の振りですよね。独特な振りを本意気で踊るのかっこよかった!この黒ベスト衣装でがっつり踊ってくれるのが嬉しかった。香港のアンダルシア思い出した。ただひたすら圧倒的にかっこいい演出に映える。
  • はあ、かっこよかった!!!!(思い出し興奮)
  • 演出的に圧巻、と言いたいところなんですけど、裕翔くん以外の人を全く見ていないので全体としての迫力的なものはわかってません。ほんとすみません。
  • リアデラの後、バックなしで滝つふたりで何曲か歌い本編終了。愛はタカラモノは名曲ですね。
  • ダブルアンコ、出演者がわっさりと狭い所に集まり夢物語。裕翔くんは中央だけど3列目くらい。手を前に出す振りの時、前の人にかぶらないように斜め上に突き出してるのがかわいかった。そして裕翔くんのすぐ手前に位置どる松崎が目についてしょうがなかった。なんでそんな山田くんの隣とかいい場所に陣取ってるんだ松崎。そして動きがいちいち大げさな松崎。松崎と山田くんの間から裕翔くんを拝んでいる時に、ジャニーズのいろんな人が勢ぞろいしてるフェスティバル感をいちばん味わえた。楽しい気持ちになったよ、ありがとう松崎。
  • ダブルアンコでクレイジーレインボー。これは当初予定になかったらしく、最初は滝つ二人だけで出てくる。しかし「着替えてるやつらもそのままでいいから出てこい」と呼び込み。なかなか出てこない後輩たち。やっと2番が始まった後くらいでお出ましになる。裕翔くんは私服。真ん中に赤のラインの入った白い半袖シャツ、濃いめの色のジーンズ、スニーカー(色わからず)。シャツの片側だけ裾をジーンズにイン。なんというイメージ通りの清楚な格好!!その服で腕をぶんぶん振り回す踊りを踊っている様子は大変かわいらしゅうございました。
  • そんなかんじで「裕翔くんかっこいい!!!!」ということに震えながら終わった後半。
  • というわけで、コンサートの全体的な感想と、裕翔くんのかっこよさに対する満足とで自分の中でもちぐはぐです。でも「いいもの見れた」ことには間違いなく、こんなイベントがが成立されるのはこの二人ならではだと思います。たきつ10周年おめでとう!!
  • そういえば、滝ソロの演出まじで謎だった。バイクに乗り込み、敵(なんの?)のバイクとカーチェイスをした末に、天に召される(地上からジュニアマンションの天辺までフライングする)滝様。この時間が本当に意味不明だった。意味不明ながら「これが滝沢イズム…!!」ということだけは強く伝わった。あれ、こわかったです。