10years

今日は個人的な記念日です。
わたしの生活にジャニーズが入りこむようになってから今日で10年です。
2000年7月28日のMステで「台風ジェネレーション」を歌い踊る嵐を見た日からすべてがはじまりました。たまたま暇つぶしのために録画していたその番組を見て、衝撃を受けました。後頭部を鈍器で殴られたみたいでした。理屈じゃなく、突然わたしのからだに飛び込んできた。気がついた時にはどうしようもなく心ひかれていてそのテープを繰り返し繰り返し見ていました。
それまでジャニーズは、別に嫌いではなかったけど、特に興味はなくて、自分が熱心に見る対象とは思っていませんでした。まさかそんなに心揺さぶられるとは意外でした。
でもあの時は、はしかのようなものだと思っていました。すぐに過ぎ去る熱だと。夏とともにこのブームも去るのだろうと。
それが気がつけば熱が過ぎ去ることもなく、すっかりジャニーズのアイドルを見ることが生活の一部になってしまって10年。浸食されてきって、それが日常になっています。
たぶんあれを見なくても、なにかのきっかけでジャニーズに興味を持ったような気がします。でも、結果としてあの日からすべてがはじまった。わたしにとっては記念日です。
蒸し暑い夜が来るたびに、あの日の今まで知らなかった情熱が体中に走った時のことを思い出せる。それは幸せなことです。
あの頼りなさげな少年たちの寄せ集めだった嵐が、まさか10年後に3年連続国立でコンサートやってそれのチケットすら取れない国民的アイドルグループになるなんて露ほども思いませんでした。いまだに信じられません。こうやって書いてみてもおもしろくない冗談にしか思えません。もちろん喜ばしいことですが、なんだか不思議な気持ちというのが実感です。


まさか10年後の自分が当時6才の少年に降りてるとも思わなかったですけどね!
人生ってなんだろうって考えずにはいられないけど、そのことについては考えないでおきます。
なにやってんだろうって思うこともなきにしもあらずですが、結局とても楽しいのでこんなこと続けてるんだろうなって思います。好きで好きでたまらないものがある生活は幸福です。たぶん。